産業近代化遺産という言葉は、一般的では
ないが、近代化遺産という言葉は、文化庁
がネーミングしたものであり、その定義は
下記のようなものである。
近代的手法によって造られた建造物(各
種の構築物、工作物を含む)で、産業・
交通・土木に関わるもの。
具体的には、
造船所や鉱山・製鉄所・製糸工場・煉瓦
製造工場・ビールやワインの醸造工場な
どの産業関係、
駅舎・機関庫・橋梁・トンネル・軌道な
どの鉄道施設、
道路橋・灯台・船舶などの交通関係、
護岸・埠頭・防波堤などの港湾施設、
潅漑用水・運河・閘門・ダム発電所施設
・上下水道などの土木関係。
これらハードのみでなく、ソフトを含めた
システム全体と考えてよいだろう。
産業近代化の過程で生まれた建築には、他
の建築にはない魅力がある。
それは、機能美である。学舎建築に見られ
るような装飾的美しさではなく、その建築
本来の機能から必然的に生まれた美しさで
ある。
真夏の陽射しを受けたシモレン煉瓦窯 関連ページ→ 九州の土木遺産
(97/7/20 栃木県野木町/明治22年頃/国指定)
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