芭蕉が見た風景 塩竃の明神 1689年5月9日
(陽暦6月25日)
2001.5.28取材
CAMEDIA E-100RS

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 早朝塩がまの明神に詣。国守再興せられて、宮柱ふとしく彩椽きらびやかに石の階、九仭に重り、朝日あけの玉がきをかゞやかす。かゝる道の果塵土の境まで、神霊あらたにましますこそ、吾国の風俗なれといと貴けれ。

 神前に古き宝燈有。かねの戸びらの面に文治三年和泉三郎寄進と有。五百年来の俤今目の前にうかびて、そゞろに珍し。渠は勇義忠孝の士也。佳命今に至りて、したはずといふ事なし。誠人能道を勤、義を守べし。
名もまた是にしたがふと云り。

芭蕉が登った石段は南側の表参道にあるが、今は裏参道に駐車場があるため、東神門から入り、塩竃桜の前を通って唐門下に出る。

文治三年和泉三郎寄進」の鉄灯篭は本殿右手にある。 傘の部分は作り直されているとのこと。

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文治の灯篭。         ゴジラのような表情の狛犬。芭蕉は見てない。


文治の灯篭 と咲き始めたばかりの塩竃桜。2009/4/20

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