越前の境、吉崎の入江を舟に棹して、汐越の松を尋ぬ。
終宵嵐に波をはこばせて
月をたれたる汐越の松 西行
此一首にて数景尽たり。もし一弁を加るものは、無用の指を立るがごとし。

吉崎の入江。現在の北潟湖。
汐越の松は、芦原ゴルフクラブの中にある。おとずれた日は日曜日で天気もよく、ゴルフ客の車で駐車場はいっぱいだった。フロントで、汐越の松へ行きたいと告げると
、受付簿が出された。住所・氏名を記入後、係の女性に近くまで案内していただいた。ご親切を感謝したい。

この正面の松林の中に、汐越の松はある。 |

芭蕉当時の松と伝えられている枯れ木が残っている。

日本海は、汐越の松から見おろす感じの位置にある。
かつては、海がもっと近かったのではないだろうか。 |