芭蕉が見た風景 汐越の松 1689年8月10日
(陽暦9月23日)
2003.5.18取材
CAMEDIA E-100RS

越前の境、吉崎の入江を舟に棹して、汐越の松を尋ぬ。

  終宵嵐に波をはこばせて
   月をたれたる汐越の松  西行

此一首にて数景尽たり。もし一弁を加るものは、無用の指を立るがごとし。


吉崎の入江。現在の北潟湖。

汐越の松は、芦原ゴルフクラブの中にある。おとずれた日は日曜日で天気もよく、ゴルフ客の車で駐車場はいっぱいだった。フロントで、汐越の松へ行きたいと告げると 、受付簿が出された。住所・氏名を記入後、係の女性に近くまで案内していただいた。ご親切を感謝したい。


この正面の松林の中に汐越の松はある。

 
 芭蕉当時の松と伝えられる枯れ木が残っている。

 
 日本海は、汐越の松から見おろす感じの位置にあ
  る。かつては、海がもっと近かったのではないだ
  ろうか。


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