菩薩のほほえみ

 東部町新張から北へ地蔵峠を越えて、群馬県嬬恋村の旧鹿沢
 温泉へ行く約12kmの山道「湯道」に、1丁(約110m)
 ごとに観音様がまつられている。江戸末期から明治初期の約
 10年間に建造されたものであるが、巡礼の道以外に、この
 ような丁石があるのはめずらしい。

百体観音石像丁石

長野県東部町 2002.9.19 CAMEDIA E-100RS



新張の交差点に立つ1番如意輪観音。


新旧の観音が並んで立っている
41番千手観音。



木漏れ日を浴びる64番聖観音。


100番千手観音。
光線状態が悪く像容がはっきり見えない。


観音丁石をめぐるのは、大変楽しかった。天気もよく、暑さも
やわらいでいた。草むらに隠れていたりして見過ごしたものも
あるが、ほとんどの丁石を目にすることができた。古い丁石が
喪失したところには、新しい丁石が安置されていて、丁石保存
に対する強い意思が感じられた。この素晴らしい先人の遺産を、
いつまでも大事に守り続けてほしいと思う。


青空を背景に畑に立つ11番准胝観音。
彫りが丁寧で美しい。

tobu-hyakutai11.jpg (182002 バイト)
丸い光背が印象的な22番千手観音。


林の中に立つ50番馬頭観音。


87番十一面観音。
地蔵峠を越え、下り坂の途中の小高い所に立っている。