シネマ紀行
 /殯(もがり)の森
 奈良市南田原町 10/3/22 PENTAX K-7/17-70

  2007年 組画 97分
[監督]河瀬直美
[脚本]河瀬直美
[撮影]中野英世
[音楽]茂野雅道
[出演]
うだしげき 尾野真千子 渡辺真起子 斉藤陽一郎 神村泰代 ますだかなこ

奈良県東部の山間地。自然豊かなこの里に、旧家を改装したグループホームがある。そこでは軽度の認知症を患った人たちが、介護スタッフと共同生活をしている。その中の一人、しげき(うだしげき)は、33年前に妻・真子(ますだかなこ)が亡くなってから、ずっと彼女との日々を心の奥にしまい込んで生きてきた。そして今、しげきは亡き妻の想い出と共に静かな日々を過ごしていた。

グループホームへ新しく介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)もまた、心を閉ざして生きていた。息子を亡くしたことがきっかけで、真千子は夫(斉藤陽一郎)との別れを余儀なくされたのだった。

ある日、亡き妻の思い出の詰まったリュックサックを、そうとはしらず手にとった真千子を、しげきは突き飛ばしてしまう。福祉士として自信を失う真千子を、主任の和歌子(渡辺真起子)は静かに見守り、そっと励ます。次第に、真千子は自分の生き方を取り戻し始め、やがてしげきと心打ち解けあっていく。

ある夏の日、しげきの妻の墓参りに同行する真千子だが、途中で運転する車が脱輪してしまう。真千子が助けを呼びに行く間にしげきは森に入り込み、そのまま二人は森を彷徨う。長い夜が空け、朝、しげきは妻の亡骸の眠った場所を見つけ、土を掘り起こし、そこに思い出を埋める。それは、しげきが長年つけていた何十冊もの日記帳だった。眠るしげきの傍らで、真千子は遥か上空を飛ぶヘリコプターの音を聞くのだった。
goo映画より引用








 
   
この映画のロケ地の中でたずねてみたいと思ったのは、クループホーム、茶畑、大杉だった。春日山原生林にあるという大杉に
ついて調べたが、場所が分からなかった。グループホームとして使われた赤い屋根の民家と民家の裏の茶畑はすぐに分かった。


グループホームへの道。赤い屋根の民家の右手にはケヤキ、左手には柿の木がある。
撮影が行われたのは夏だったので、赤い屋根が少ししか見えないくらいに葉が茂っていた。
    

民家の前。

しげきが登った柿の木。
    

しげきと真千子がかくれんぼをした茶畑。

茶畑から民家を見る。
   

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