1961年 松竹 95分
[監督]野村芳太郎
[原作]松本清張
[脚本]橋本忍、山田洋次
[撮影]川又昂
[音楽]芥川也寸志
[出演]久我美子、高千穂ひづる、有馬稲子、南原宏治、西村晃、加藤嘉ほか
夫の鵜原憲一(南原宏治)が赴任先の金沢で失踪した。失踪のなぞを解くために、
あちこち尋ね歩く妻禎子(久我美子)。夫が別姓を使って、禎子との結婚直前まで、
米兵相手に売春婦をしていた久子(有馬稲子)と能登で同棲していたことを知る、
夫の失踪のなぞが解き明かされるにつれ、関係者が次々と不審な死を遂げる。や
がて、憲一を含め、これらすべての死が、自分の過去が世間に知られるのを恐れた
社長夫人・佐知子(高千穂ひづる)による殺人だったことが分かる。
禎子と佐知子の対面の場が能登金剛ヤセの断崖。そして、佐知子は、日本海の夕
暮れが迫る荒海に、ひとり小舟をこぎだす。
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