旅する蝶2016秋

北九州市と下関市のアサギマダラ飛来地8か所を対象にスタンプラリーが企画され、今まで知らなかった飛来地を知ることができた。ちなみに、2か所のスタンプで、アサギマダラが好むフジバカマの苗がもらえる。
  
■下関市・リフレッシュパーク豊浦 2016/10/11  EOS 7D/70-200
2013年には約4000頭のアサギマダラがやって来たという、今やアサギマダラの一大飛来地となっている。
今年はこの日までに約500頭が飛来し、これから飛来数のピークの時期をむかえるという。
フジバカマのまわりにはアサギマダラ目的の人やコスモスまつり目的の人がカメラを向けていた。
フジバカマの畑は、園内入口から直進した左手と、そこから右手へ下った竹林のむこうにあった。  関連サイトリフレッシュパーク豊浦











マーキングされたアサギマダラ。


ツマグロヒョウモンは鮮やかな黄色に黒の斑点。

■下関市・ 響灘厚島展望公園 2016/10/11  EOS 7D/70-200
リフレッシュパーク豊浦から県道40号線を東へ、坂道の途中に響灘厚島展望公園がある。
駐車場のすぐそばの草地にフジバカマが植えられていて、補虫網を持った人がアサギマダラを捕らえてマーキングしていた。
フジバカマも自分で植えたものだそうだ。下の写真を見せると、前日にここでマーキンギしたものだという。
趣味や楽しみはひとそれぞれだが、北海道から台湾まで渡りをするといわれるアサギマダラにロマンをはせるのは素晴らしい楽しみだと思う。
ここで確認できたのは3頭のみだった。


リフレッシュパーク豊浦で撮った蝶と同じマーキングがされていた。
右上のAVPは、Atsushima View Pointの略でマーキングした場所。その下は日付で、10.10は10月10日。その下はマーキング者のIDだそうだ。
この蝶はどこまで旅するのだろうか。沖縄までだろうか、それとも台湾までたどり着くだろうか。

■下関市・ 園芸センター 2016/10/11  EOS 7D/70-200
南入口の駐車場の先に左へ下る道がある。
坂道を下りきった先の盆栽のまわりにフジバカマがあり、アサギマダラが2頭舞っていた。
ここ以外にフジバカマの畑があるのかもしれないが、ほぼ満足の行く写真が撮れたので、ほかの場所は見ていない。
関連サイト下関市園芸センターfacebook




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下関園芸センターへの飛来数が増えているという情報を得て再び出かけたが、あまり見かけなかった。
北入口付近のビニールが張られていないハウスの中でフジバカマを育てているが、そこで2頭確認できた。
2016/10/13  K-5Us/55-300  EOS 7D/Macro70




■北九州市・白野江植物公園
 2016/10/13  K-5Us/55-300  EOS 7D/Macro70
飛来数は30頭程度。フジバカマはまだつぼみが多く、開花が進むにつれ飛来数が増えてくるのではないだろうか。
出かけたのは平日の11時頃だった、フジバカマのまわりは10人くらいのカメラマンでにぎわっていた。
スタンプが2か所集まったので、フジバカマの苗を頂戴した。果たして枯らさずに株を増やせるだろうか。 関連サイト白野江植物公園









■北九州市・響灘緑地グリーンパーク
 2016/10/19  EOS 5DV/24-105  EOS 7D/70-200
若松区のグリーンパークの真ん中あたり、「童話の森」の花壇にフジバカマがある。当日確認できたのは4頭、うち1頭はフジバカマの上で死んでいた。
グリーンパークへ行く途中で小倉北区の総合体育館近くの交流広場に立ち寄ったが、フジバカマはほとんど枯れ、アサギマダラはいなかった。
関連サイト響灘緑地グリーンパーク








下関市のリフレッシュパーク豊浦でも見かけたツマグロヒョウモン。

■香春町・道の駅香春万葉公園、香春岳二の岳登山道
 2016/10/20  EOS 7D/100-400  K-5Us/18-85
インターネットの検索で、道の駅香春の万葉公園にアサギマダラが来ていることを知った。8頭ほどのアサギマダラが飛来していた。
その後、香春岳の三の岳を経由して二の岳へむかったが、二の岳の登山道でアサギマダラに出会った。

2018年10月22日、2年ぶりに万葉公園をたずねた。フジバカマの花の姿はなく、アサギマダラの飛来地は完全に消滅していた。


香春で最初に出会ったアサギマダラはマーキングされていた。





香春岳の三の岳から二の岳へむかう登山道で、眼の前を何かがよぎった。アサギマダラだった。
標高400mを超える地点で、このアサギマダラは黄色いセイタカアワダチソウの蜜を吸っていた。
セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の雑草で、戦後、日本の秋の風景を変えたといわれるほど日本全国に広まった。
セイタカアワダチソウを好むアサギマダラが増えれば、日本のどこでもアサギマダラが見られるようになるだろう。