次兵衛じへい岩洞窟

1614年マカオに追放された日本人司祭トマス次兵衛(金鍔次兵衛きんつばじひょうえ)は、のちに帰国したが捕らえられ1637年に殉教した。次兵衛が役人から逃れ隠れ住んでいたという洞窟をめざした。 徒歩往復約3時間。 2017/2/5 K-5Us

海岸線を走る国道202号線から県道57号線を東へ約7km。
長崎市神浦扇山町の旧扇山分校前バス停近くに、次兵衛岩洞窟への入口があり、説明板が立っている。


バス停のむこうに入口の説明板が小さく見えている。

入口付近は標高約270m、洞窟付近は標高約250mで、一旦沢へ下って、沢伝いに非常に緩やかな勾配を登って行く。

最初は舗装路で、砂利道になり、そして山道となる。洞窟へは随所に標識があるが、はっきりとした道はなく、沢沿いを歩いたり、沢より少し高い所を歩いたりの繰り返しが続く。

筆者はマリア像のあるルルドまで1時間15分、洞窟までさらに8分かかった。久しぶりの山歩きだったので、入口へ戻って来た時にはくたくたに疲れていた。


入口付近は左のように茶色の鉄柱の案内標識だが、山中に入ると下のような標識に変わる。次兵衛 は「じひょうえ」であるが、説明板や案内板には「じへいJihei」と書かれている。


足元が滑りやすいので十分注意して、この標識を頼りに沢伝いに進めば、やがてマリア像が見えてくる。


苔むした石ころだらけの沢を進む。聞こえるのは水の流れる音だけ。


石垣沿いの道を進む。マリア像まで40分。


ケルンがある広場。巡礼者が積んだものだろう。マリア像まで25分。


左右から流れが合流する地点の小高いところにマリア像が見えてくる。


洞窟へは左手から急坂を登る。


坂の途中に炭焼き釜の跡があった。


閉じた洞窟ではないので風雨が吹き込んできただろう。


入口に祭壇が設けられ、時々ミサがおこなわれている。