下関馬関まつり2018
朝鮮通信使行列

対馬の朝鮮通信使行列(2018年は8月5日に開催)はよく知られているが、下関の馬関まつりでも行われていることを最近知った。16時に姉妹都市広場を出発し、カモンワーフ、唐戸ドームを経て、市役所前まで約40分をかけて行進する。なお、朝鮮通信使に関する記録が、ユネスコの世界記憶遺産として2017年に登録されている。
2018/8/25 EOS 6DU/24-105 関連ページ 朝鮮通信使の道/赤間関


姉妹都市広場での出発式。釜山市から約100名の参加があり、全体で約200名の行列となった。
後方に、日清戦争後に締結された「下関条約」ゆかりの春帆楼(朝鮮通信使一行が宿泊した場所でもある)と日清講和記念館、右に赤間神宮。
講和記念館は日清講和会議が開催されたところで、条約締結により当時の朝鮮国が清国から独立した。韓国とは縁のある場所である。



 
行列を華やかなものにしてくれた辛恩珠(シンウンジュ)舞踊団。
伝統の衣装をアレンジしたものだろうが、頭にはふんわりとした被り物をしていてポップな感じである。

韓国では1948年の「ハングル専用法」の制定から段階的に漢字が使われなくなり、1980年代半ばからは漢字を目にすることはなくなったという。
中国による古代からの朝鮮半島関与や日本統治時代の漢字使用に反発した結果が、漢字廃止につながったとされている。
もし、日本語がひらがな・カタカナのみになったら味気ないだろう。シンウンジュより辛恩珠の方が趣きがあっていいと思う。


行列は海沿いのウッドデッキを進む。
鮮やかな黄色の服装の一団は、釜山太極打吹隊。筒の長い管楽器、次にほら貝、筒の短い管楽器、最後に太鼓。大きな音を出して進む。
この日は晴れ時々曇りのまだらな日差しだった。猛暑日だったが風があったので少し楽だった。


輿に乗った朝鮮国王の正使。


頭に付けた帯を振り回しながら進む男性の後に、シンウンジュ舞踊団の女性がにこやかに進む。
男性は5人だったが、釜山芸術団のメンバーと思われる。






太鼓をたたきながら踊る。動きがかっこよかった。
朝鮮通信使行列の撮影に来たのであるが、シンウンジュ舞踊団の踊りが素晴らしかったので、踊り中心の撮影となった。 壁紙1200×800


唐戸ドームでの釜山芸術団の曲芸のような演技。右の演者は体が横になって宙に浮いている。


唐戸ドームでのシンウンジュ舞踊団の踊り。
長袖で、スカートの下にはズボンのようなものをはいているので、さぞ暑かったことだろう。肩から背中にかけて汗で濡れていた。

■途中で見たもの

唐戸へ入港する関門海峡連絡船。

唐戸商店街のシャッター扉に金子みすゞ「星とタンポポ」の詩。

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