海を渡る蝶アサギマダラ

羽を広げると5cmくらいの蝶で、春に北上し、夏は標高1000m付近の高地ですごし、秋には南下する。台湾まで渡りをしていることが知られているが、この蝶の移動範囲の全貌は解明されていない。
   
■白野江植物公園 2011/10/24  LUMIX G1
北九州市立白野江植物公園でその姿が見られるというので出かけた。フジバカマの花を好むようで、この花のまわりを飛んでは蜜を吸っていた。



やや上から見る。濃い茶色と薄い茶色の羽を持っている。
    

横から見る。見る角度、光線状態、そして個体によって茶色の濃さが異なる。
    
マーキングされたアサギマダラ。

10/20 TAF
2813
OND

と読める。

マーキングとは飛行ルートを調査するために書かれたものである。

この蝶は10月20日に山口県の小野田でマーキングされたようだ。

 
   

■姫島 2012/5/29  EOS 7D
姫島は大分県国東半島の伊美港からフェリーで20分ほどのところにある。8月の盆踊り(キツネ踊り)とエビの養殖で知られている。
この島にアサギマダラが飛来する。5月、南西列島から北へ向かう際にみつけ海岸のスナビキソウの自生地に立ち寄る。
涼しい北の地で産卵し世代交代したアサギマダラは、10月、南へ向かう際に金地区のフジバカマの植栽地で休息する。
姫島観光ガイドマップに、その場所がアサギマダラのイラスト入りで記載されている。
     

伊美港付近から見た姫島。自宅から伊美港まで3時間近くかかる。

港から1.5kmほどの分岐点に案内標識が出ている。


海岸のすぐそばにあるスナビキソウの自生地でアサギマダラが乱舞している。うしろは海であるがこの日はもやって白っぽかった。






昨年秋に白野江植物公園で見たアサギマダラは手でつかめるほどにゆっくりとした動きであったが、この日のアサギマダラは動きが激しく、
スナビキソウは背が低いので撮影するのが大変難しかった。