安芸高田市の花田植え

自宅から花田植えのある広島県北部へは中国自動車道で3時間半、簡単に行ける距離ではないが、できるだけたくさんの花田植えを見たいと思っている。

■川根はやし田 2012/5/27 EOS 7D

5月最終日曜日、安芸高田市内では6か所で花田植えが行われる。このうち、3か所をまわることにした。
高宮町川根は高田ICから北へ30分ほどの奥まった所にある。エコミュージアム川根の標識にしたがって行けば辿りつける。

到着したのは9時半、すでに神事が始まっている時刻であるが、遠来の来賓客の到着が遅れ、9時45分から神事が始まった。
神事の後、来賓のあいさつや田植えの準備があり、田植えが始まったのは10時45分だった。11時40分まで撮影して原田へ移動した。


飾り牛による代掻きはなく、人手によってならされた田んぼに入り、太鼓を打ち鳴らす中、苗の子分けが行われる。

 

■原田はやし田 2012/5/27 EOS 7D

高宮町原田の原田はやし田は、北広島町の新庄のはやし田と並んで、安芸のはやし田として国の重要無形民俗文化財に指定されている。
原田はやし田は来原さんばい祭りともよばれ、さんばいと呼ばれる田の神への感謝と豊作を祈願するものであったが、田植の重労働を、歌い囃す
ことによって楽しいものに転化して行ったと考えられている。

原田はやし田が行われる来原小学校に着いたのは12時、ちょうど神事が始まっていた。
来賓による玉串の奉納で神事が終わり、12時45分頃から飾り牛による代掻きが始まった。13時半まで撮影し、本郷へ。
   

幟の国指定の文字が誇らしげ。

生演奏付きの本格的な神事。天気がよくて白がまぶしい。


飾り牛による代掻き。普段は牛舎や牧草地の中にいるので、花田植えに備えて田んぼの中に入る訓練をするという。


代掻きが行われる中で太鼓が打ち鳴らされ、早乙女による苗の子分けが行われる。

  



  
最近は子どもたちと一緒に田植えをするケースが増えているが、ここでは早乙女だけによる伝統的な田植えが行われている。

■本郷大花田植 2012/5/27 EOS 7D

美土里町の本郷大花田植は美土里小学校下の田んぼで開催される。
本郷に着いたのは13時50分、飾り牛による代掻きが終わって、牛が田んぼから出るところだった。

本郷大花田植は13時から30分くらい神事があり、その後、飾り牛による代掻きが20分くらい行われたのではないかと思う。
田植えは14時から始まり、観客には黄な粉をまぶしたおにぎりが配られた。田植えは30分間で終わった。あっさりした田植えだった。


代掻きが終わって飾り牛が田んぼから出る。田植えが行われる場所は広々とした所で、高い位置からも見ることができる。




 

田植えが終わり、最後にはやし方が締めを行う。

ラップにくるまれた黄な粉むすび。