佐渡島の能舞台

佐渡島には35か所に能舞台が残っている。かつては200か所以上あったといわれいる。佐渡島での能の起源は佐渡奉行が神社に奉納する祈願として舞であったが、その後、庶民よって鎮守の祭りの場として広がっていったと考えられている。2012/10/7-8 K20D 参照サイト 能舞台一覧

■諏訪神社/瓦葺・切妻/明治35年(1902)/県指定

そぼ降る雨の中、ベンガラ色の壁が美しい。
左が鏡の間で姿見がありここで装束を調える。中央が橋掛(はしがかり)で舞台への廊下。そして本舞台。
諏訪神社の能舞台は、能舞台としての基本的な様式を備えている。
  
■本間家/瓦葺・寄棟/明治18年(1885)/県指定

 

本間家外観。
道の駅「芸能とトキの里」の前にある。

高浜虚子句碑。
或る時は江口の月のさしわたり
何か背景がある句だろうが、背景が分からないので意味不明。
  
■牛尾神社/瓦葺・入母屋/明治36年(1903)/県指定

鏡の間は神社の社務所を兼ねている。
   

鏡板の緑色で描かれるが、ここは空色で描かれている。

白木が美しい社殿。

樹齢1000年といわれる安産杉。
  
■熊野神社/瓦葺・入母屋/明治18年(1885)/県指定

社殿が鏡の間を兼ねている。
  
■大膳神社/茅葺・寄棟/弘化3年(1846)/県指定

美しい能舞台である。鏡の間はなく、橋掛の左端の部分を鏡の間として使っているのではないだろうか。
 

鏡板の松と日月。

能舞台そばから社殿を見る。
  
■熱串彦神社/茅葺・入母屋/江戸末期か明治初期/市指定

平成24年(2012)に舞台が改修されている。
  
■椎泊神社/瓦葺・入母屋/建造年代不明

鏡の間、橋掛がない能舞台。かなり老朽化している。使われているのだろうか。
  
■二宮神社/茅葺・寄棟/江戸末期か明治初期/市指定

二宮神社は、佐渡へ配流された順徳天皇の第2皇女忠子を祀っている。社務所が鏡の間を兼ねている。
  
■羽黒神社/茅葺・寄棟/江戸末期/県指定

右手の石段を登ると社殿があるが、能舞台は社殿と向かい合う形で建っていた。明治42年(1909)に石段下へ移築された。