広島の花田植え2014

原東大花田植は2013年は雨だった。今年は30周年をむかえるという。
塩原の大山供養田植は4年ごとにサッカーワールドカップと同じ年に開催される。

■原東はらひがし大花田植 2014/5/18 EOS 5D,EOS 7D

原東大花田植は、北広島町志路原のバス停からすぐの志路原ライスセンター前、田んぼの半分くらいを使って行われる。
中国自動車道千代田ICから西へ車で15分くらいだろうか。近くには、戦国武将・吉川(きっかわ)元春の館跡がある。

田植え行事に先立って10時から神楽や芸能発表などが行われ、12時半から田楽、13時から飾り牛代の掻き、13時半から田植えが始まり
1時間くらいで終わる。この日は神楽などの進行が遅れていて、飾り牛の代掻は25分遅れではじまった。


飾り牛は5頭だった。ほかの花田植えでもおなじみの牛が来ていた。


代掻きが行われる中、後方では大太鼓・小太鼓・笛などの囃し方とかすりの着物にすげ笠の早乙女が待機している。


サンバイさんの合図で田植えが進行する。
早乙女は、すげ笠、青い着物に赤の腰巻・帯・たすき・手っ甲、そして黒の地下足袋をはいている。


途中から、早乙女の前に太鼓が出てきて演奏する。そのままの位置関係で田植えが終わる。

途中立ち寄った「吉川元春館跡」の石垣。
長さは80mで、大小の岩を巧みに組み合わせて築かれている。

吉川元春は、毛利家から吉川家への養子となった戦国武将。

のちに岩国移ったので、吉川=岩国という印象が強い。こんなひなびた所にかつて館があったとは意外だった。

■塩原の大山だいせん供養田植 2014/5/25 EOS 5D, EOS 7D

庄原市東城町塩原は、中国自動車道東城ICから国道314号線を北上して、県道448号線から県道450号線へ、20分くらいのところである。
供養田植えが行われる県道450号線沿いの石神社付近は道路が狭く駐車スペースもないので、旧小奴可中学校か旧内堀小学校に駐車して
そこからシャトルバスで会場近くまで行くことになる。

12時半から田植えおどり、13時から供養行事、13時半から代掻き、14時から田植えが行われる。
岡山市内で市電を撮影してから向かったため、現地へ到着したときは田植えおどりが終わる直前だった。
田植えはほぼ定刻に始まり、記念撮影が終わったのが15時過ぎだった。

塩原の供養田植えは、五穀豊穣・牛馬安全の神である鳥取大山の神への信仰にもとづくものであり、牛馬の供養や安全を願う行事である。
今まで見た花田植えのなかで最も参加人数が多く、最も格式があるように思えた。

 
白い法被を着て太鼓を腰につけた左下(さげ)39人、浴衣に花笠の早乙女67人による田植えおどり。

 
飾り牛が入場し代掻きがはじまる。牛の数は15頭で、今まで見た花田植えの中では一番多かった。


天狗の格好をした露払いを先頭に、神職から受け取った神苗を持つ「三束(さんばい)苗持ち」の3人の女児が続く。


太鼓に合わせて田植えが進行する。ここでは「太鼓田植」と呼ばれている。


菅笠ではなく手ぬぐいをかぶり、手甲は付けず裸足だった。


太鼓の囃し手の姿が美しかった。


太鼓の囃し手がうしろにまわり田植えが進行する。


田植えがほぼ終わる。むこうに見えるのは石神社。


近くの溝で手足の泥を落とす。


最後に記念撮影。


臨時駐車場の内堀小学校跡の記念碑。