次第に姿を消してゆく木造駅舎

木造駅舎への招待

eki-mojiko.jpg (85566 バイト) 寺を中心に門前町が形成されるように、駅を起点として町
が形成され、鉄道を媒介として町と町とが結ばれ地域社会が
形成されてきた。

 しかし、車社会の到来によってバス路線が拡大しマイカー
が増加するにつれ、特に地方においては、鉄道の存在価値が
低下して廃線に追い込まれた。生き残った路線では、駅の無
人化が進み、駅舎は荒れて行った。

 木造の駅舎にはぬくもりがある。特に明治から昭和初期に
かけて建造されたものはデザインがすぐれており、町のラン
ドマークとしての役割を果していて、人々の生活の中に溶け
込んでいる。

 駅舎に潤いがあれば町が潤い、駅から始まる町の印象も変
わってくる。駅舎は、その町を映す鏡である。

 木造建築は、石や煉瓦に比べて災害に弱く老朽化が早く進
む。それを食い止めるためには多額の費用がかかる。明治・
大正期の木造駅舎は、次第にその姿を消しつつある。

       『鉄道ピクトリアル』1998年12月号より抜粋


関連サイト「なにそれ」全国の木造駅舎に愛をこめて
  春の宵の門司港駅(JR九州/鹿児島本線・明治42年)




   [東西駅舎ベスト10]
    1994年JTBキャンブックス
    『日本の駅舎』より

 
  西日本   ランク   東日本
 二条駅   第1位  東京駅
 門司港駅   第2位  日光駅
 浜寺公園駅   第3位  室蘭駅
 奈良駅   第4位  上野駅
 宇治山田駅   第5位  山寺駅
 出雲横田駅   第6位  川湯温泉駅
 西岩国駅   第7位  伊達駅
 上熊本駅   第8位  軽井沢駅
 香春駅   第9位  東古市駅
 加古川駅   第10位  奥多摩駅


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