寺を中心に門前町が形成されるように、駅を起点として町
が形成され、鉄道を媒介として町と町とが結ばれ地域社会が
形成されてきた。
しかし、車社会の到来によってバス路線が拡大しマイカー
が増加するにつれ、特に地方においては、鉄道の存在価値が
低下して廃線に追い込まれた。生き残った路線では、駅の無
人化が進み、駅舎は荒れて行った。
木造の駅舎にはぬくもりがある。特に明治から昭和初期に
かけて建造されたものはデザインがすぐれており、町のラン
ドマークとしての役割を果していて、人々の生活の中に溶け
込んでいる。
駅舎に潤いがあれば町が潤い、駅から始まる町の印象も変
わってくる。駅舎は、その町を映す鏡である。
木造建築は、石や煉瓦に比べて災害に弱く老朽化が早く進
む。それを食い止めるためには多額の費用がかかる。明治・
大正期の木造駅舎は、次第にその姿を消しつつある。
『鉄道ピクトリアル』1998年12月号より抜粋
関連サイト「なにそれ」全国の木造駅舎に愛をこめて
春の宵の門司港駅(JR九州/鹿児島本線・明治42年)
[東西駅舎ベスト10]
1994年JTBキャンブックス
『日本の駅舎』より
| 西日本 |
ランク |
東日本 |
| 二条駅 |
第1位 |
東京駅 |
| 門司港駅 |
第2位 |
日光駅 |
| 浜寺公園駅 |
第3位 |
室蘭駅 |
| 奈良駅 |
第4位 |
上野駅 |
| 宇治山田駅 |
第5位 |
山寺駅 |
| 出雲横田駅 |
第6位 |
川湯温泉駅 |
| 西岩国駅 |
第7位 |
伊達駅 |
| 上熊本駅 |
第8位 |
軽井沢駅 |
| 香春駅 |
第9位 |
東古市駅 |
| 加古川駅 |
第10位 |
奥多摩駅 |
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