俯瞰撮影の魅力 山口線/日原

 2013/6/3
  EOS 5D/100-400  EOS 7D/18-200
 

前日の雨の影響で空気が湿っているのか、うしろの山には霧がかかり、
手前に向かって霧が次々と舞い上がってきていたが、列車が来る直前にうすくなった。手前には山影が写っている。

   

何とか撮影できたものの、霧のない日にもう一度撮影したい。

山から下りてくると日原発の列車が鉄橋を通過するところだった。
  
山口県S市に住んでいたKさんにはじめて会ったのは、2005年1月8日。
山口線小山トンネルの青野山側で、吹雪の中、萩・津和野号を待っているときだった。
「○○さんですか」と聞かれ、「そうです。よく分かりましたね」と言うと、「いつもホームページ見ています」というような会話だった。
当時は、やまぐち号を中心にひとりで撮影していたようであったが、誠実で明るい性格によって、その後たくさんの写真友だちができた。

  あるとき、掲示板への投稿だったか、メール添付だったか、画像が送られてきた。
   それが、高津川の鉄橋を行く貨物列車を俯瞰撮影したものだった。撮影した場所をたずねると、そこへ行く林道を教えてくれた。
   ここは日の出時刻の1時間後以降でないと鉄橋に日が差さないので、季節や天候が限定されなかなか行く機会がなかった。

  その後も山口線沿線などでKさんには何度も会っているが、2010年10月下旬の会津只見号の試運転以来会っていなかった。
  やがて、Kさんが他界したことを知らされた。

Kさんとの約束の地のようなこの撮影ポイントへ立ちたいと思いながら時間が過ぎて行ったが、ようよく念願がかなった。
Kさんへ感謝を込めてこの写真を捧げたいと思う。Kさんがこの写真を見たら、いいねと言ってくれるだろうか。