廃墟の風景

仲哀ちゅうあい隧道

2013/7/3
PENTAX K20/16-45
   
筑豊と豊前の間には、平尾台からつづく山塊が横たわっている。この山塊を貫いて3本の隧道がある。
国道201号線仲哀峠の新仲哀隧道(1967年建造)、県道64号線味見峠の味見隧道(1981年)、そして、旧道の仲哀隧道(1889年)である。

仲哀峠は仲哀天皇がこの峠を越えたことに由来している。
味見峠は、豊前海から採銅所の魚市場へ運ばれる魚を、峠で鮮度や味見をしたという言い伝えがある。
旧道の仲哀隧道は、新仲哀隧道が建造されるまでの約80年間、このあたり唯一の隧道だった。

七曲峠ともいわれるカーブばかりの坂道を上ってみやこ町側へ行ってみたが、木がかぶさっていて隧道の壁面が見えなかった。
香春町側の道はカーブが少なく、隧道がよく見えた。上から木が伸びてきているので、こちら側もやがて壁面が見えなくなるだろう。 
   

白いのは説明板。柵があるが扉は開いていた。
落石があるので基本的には通行禁止。

国指定登録有形文化財。右から左へ、「仲哀隧道」の扁額。
保存状態がよくない。ガードレールは何とかならないものか。

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