廃墟の風景

旧北陸本線トンネル群

2017/10/30
K-5Us/16-85
 


旧北陸本線の敦賀・福井が開通したのが1896年。

敦賀・今庄間は、標高270mの山中峠がある難所で、敦賀市樫曲から南越前町湯尾にかけて13本のトンネルが築かれた。

1962年に新線が開通し、廃線跡は自動車道に転用され、国道476号線、県道207号線となった。

現在ある13本のトンネルのうち、一番北の湯尾トンネル、一番南の樫曲トンネル以外は、県道207号今庄杉津線にある。

県道207号線は道幅が十分にあり走りやすく、長いトンネルには信号機が付けられている。信号機が付いているので安心して走れるものの、信号機は景観上よくない。

おとずれた日は、工事による通行止めで、山中ロックシェッドから罠山谷暗渠までの8本を見ることができなかったし、一番南の樫曲トンネルは見逃してしまった。

したがって今回見ることができたのは4本のみだったが、十分に楽しめたように思う。

県道207号線の工事がいつ終わるのか分からないが、またいつか再訪したい。

なお、これらのトンネル群は2015年に国登録有形文化財に指定されている。

参考サイト 旧北陸線トンネル群

左の資料は、南越前町広報誌「南えちぜん」2016年1月号より引用させていただいた。

■湯尾(ゆお)トンネル


湯尾トンネル北口。信号機をトンネルからずらして設置できなかったのだろうか。


内部の煉瓦は長辺と短辺が縦に交互に並んだイギリス積みであるが、崩落が見られない。


湯尾トンネル南口。

■曽路地谷(そろじだに)トンネル

 
曽路地谷トンネル北口。基礎部は石、アーチ部は煉瓦が使われている。長さ401mであるが照明はない。


曽路地谷トンネル南口。

■鮒ヶ谷(ふながや)トンネル


鮒ヶ谷トンネル北口。

鮒ヶ谷トンネル南口。

■葉原(はばら)トンネル


葉原トンネル北口。左上に北陸自動車道の橋が見える。

 
葉原トンネル南口。

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