廃墟の風景

キリズシ隧道

2012/5/29
PENTAX K20D
参考にさせていただいたサイト。これらのサイトがなければ、自力での到達は無理だったでしょう。
tunnel web キリズシ隧道 旧道倶楽部活動報告書 キリズシのトンネル



中津市旧三光村上深水久保、深水小学校の少し先に久保というバス停がある。
このバス停付近が、明治3年(1870)に建造され往時の姿をとどめているといわれるキリズシ隧道への出発点である。
バス停から隧道までは歩行距離1kmくらいだろうか、緩やかな登りこう配で、石がごろごろした道を25分くらい歩く。

赤い線は地図に載っていない道、青い線が隧道。位置や距離は正確ではありません。
    

バス停付近にある橋から見ると、橋を渡って左手へつづく川沿いの道が見
える。この道を進む。正面に見える山の中に隧道がある。

川沿いの道が二手に分かれる。右に行くと民家。ここを森の中へ直進する。2mくらいの橋があり渡ってすぐに右へ進む。
    

はっきりとした踏み跡がある竹林の道を進む。

最初の分岐を右へ進む。出発点からここまで4分半
   

最初の分岐から少し進むと石ころ道となる。
ここまで6分
   

2番目の分岐を
左へ石ころ道を進む。ここまで7分
きれいに整備された右の道を進むと隧道へは到達できない。

石ころ道は大きな石がごろごろしていて歩きにくい。筆者は、懐中電灯や水などはリュックの中に入れ、登山靴をはき、頭にはヘルメット。
この石ころ道は隧道まで続いている。かつては石畳で、石ころは石畳がくずれたものなのかもしれない。
小さなカーブを繰り返しながら、倒木を乗り越えて、ひたすら石ころ道を進む。

     

木にテープがあった。先達が巻いたものだろう。
ここまで17分

2本の杉の間に踏み跡がある。右手が石ころ道であるがその先が草むらである。この杉の間を進むと再び石ころ道に出る。ここまで20分
    

倒木を乗り越えた先に隧道がある。ここまで23分


迷うことなく隧道に到着。所要時間26分
入口の天井付近は石が露出していて今にも落ちて来そうである。
ヘルメットをしっかり固定して隧道の中へ入る。
    

三光側入口。tunnel web キリズシ隧道の管理人さんの実測によれば、長さ約74m、幅2.8〜3.1m、高さ2.8mだそうだ。
かつては郵便馬車が宇佐からやって来たといわれるだけあって、広い隧道であまり圧迫感を感じない。
ただ所々に大きな石が落ちていてヘルメットをかぶっていても少しおそろしい。
入口付近のみ四角で、中央は円くなっている。中央で少し曲がっているのは、両側から掘り進んでずれたためであろう。
    

隧道中央部。こうもりがいてストロボを当てると飛び立った。

宇佐側出口付近。大きな石が天井から落ちていた。


宇佐側入口。
    

宇佐側、隧道に向かって右側の壁に文字が刻まれている。
右から小田、シ水ボリ、深水と読めるようだ。

宇佐側は倒れた竹が道をふさぎ通行は困難であるが、すぐ右手に隧道の建設記念碑があった。文字はかなりはっきりしている。

キリズシ隧道の詳細については、旧道倶楽部活動報告書 キリズシのトンネルというすばらしい報告書をご覧ください。

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