廃墟の風景

旧畳ヶ浦隧道

2017/7/31
PENTAX K-5Us
 
    

石見畳ケ浦は、高さ25m余の海食崖の下に、千畳敷とよばれる約6haにおよぶ砂岩の隆起海床。

これらの地層は、約1500万年前に浅い海の中で堆積したもので、鯨骨や貝などの化石が多く含まれている。

石見畳ケ浦へ行くには唐鐘漁港をめざす。漁港近くに案内板があるので奥へ進むと、10台くらい止められる駐車場がある。無人の駐車場で料金200円を投入する仕組みになっている。


唐鐘から畳ケ浦の海岸に出るには、かつては左図の細い点線のⒶ→Ⓑ→Ⓓ→Ⓒというルートをたどっていた。Ⓑ→Ⓓには隧道が掘られた。

その隧道が旧畳ケ浦隧道である。

ⒶからⒷへの海岸沿いとⒹからⒸの海岸沿いは落石が多く、現在は通行禁止になっている。、したがって、ⒷからⒹの旧畳ケ浦隧道も通行できない。

安全に畳ケ浦に出られるよう1985年に掘られたのが、太い点線のⒶ→Ⓑ→Ⓒの畳ケ浦隧道で、全長は80m。


なお、地図の隧道の位置は正確ではない。

 
   

Ⓐ地点の畳ケ浦隧道入口。

Ⓑ地点は洞窟になっている。左手から旧道が合流。
    

Ⓑ地点の旧畳ケ浦隧道入口。立入禁止になっている。

Ⓒ地点の畳ケ浦隧道出口。
    

崖の右端にある穴はⒷ地点の洞窟で、その左の穴が旧畳ケ浦隧道出口。


海岸に出て少しクローズアップで見てみると、崖下には海岸に沿って石垣があり、最近まで遊歩道として使われていたようだ。
ただ、上にはたくさんの石が露出していて、いつ落下してもおかしくない状態にある。
旧畳ケ浦隧道を近くから見たかったが、崖下の道が立入禁止になっていて見ることができなかった。

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