廃墟の風景

熊延ゆうえん鉄道跡

2011/1/23
PENTAX  K-7/17-70
    


熊延鉄道は、熊本市内の南熊本駅から宮崎県延岡市への鉄道敷設をめざして大正4年(1915)に着工した。
昭和7年(1932)に砥用町まで到達したが建設は中断され、自動車の普及により経営が悪化し昭和39年(1964)に廃線となった。
廃線からやがて50年になろうとしているが、廃線跡にはトンネル、橋脚など残っている。

国道443号線を南下し、津留川を渡る直前で左折し、二股橋方向へ町道を進む。
300mほど進むと町道から左へ砂利道が分岐している。これが廃線跡。さらに300mくらい進むと八角形のトンネルがある。
両側の崖の崩壊を防ぐためならコンクリートの切り通しでよいと思うが、この方が強度があるのだろう。
強度もさることながら、造形が美しい。案内標識も何もなく山中にひっそりと眠っているのは何ともモッタイナイ。
     

町道との分岐点、クスの木が目印。左の砂利道が鉄道跡。


トンネルをくぐり反対側から見る。

レールが敷かれていた頃を想像してみる。

六角トンネルから300mくらい進むと津留川に出る。
ここに架かっていたのが第1津留川橋梁で、両岸に台座と橋脚1本ずつ、川の中に橋脚が2本残っている。
    

川中の橋脚。高さは10mくらいだろうか。

対岸から見る。


馬門橋の少し上流には第2津留川橋梁の橋脚が2本残っている。


廃墟の風景