■鷹栖(たかす)隧道〜鷹栖観音への参詣道 2014/12/27

宇佐ICから県道625号線を南東へ200mほど進むと、右手に鷹栖観音堂の標識が出ている。

鷹栖観音のみが目的地であれば、県道をそのまま進み、国道を右折すれば、右手に鷹栖観音堂の標識があり吊り橋が見える。吊り橋の手前に駐車場があり、橋を渡ればすぐ。

筆者は隧道巡りが目的なので、先ほどの道を進む。 集落の中の狭い道を通り抜けた先でさらに道が狭くなってきたので、虚空蔵寺塔跡付近の空き地に車を止めた。

虚空蔵寺塔跡から歩行を開始する。約300mで鷹栖1号隧道、そのすぐ先に鷹栖2号隧道。

鷹栖2号隧道から300mほど進むと、大分県指定有形文化財のとくしん橋という石橋がある。とくしん橋は桁橋で、桁を斜めにかけ た独特の形をしている。延享二年(1745)の銘があり、大分県最古の石橋とされている。

とくしん橋から50mほどで鷹栖3号隧道。鷹栖3号隧道から300mほどで鷹栖観音に着く。

隧道が建造されたのは昭和18年(1943) となっている。これは改修された年で、耶馬溪の「青の洞門」のような手彫りの細い隧道があり、それを切り開いたのが僧とくしんではないかとされている。

虚空蔵寺塔跡から鷹栖観音まで約1km 。ゆっくり往復して約1時間だった。川沿いのなかなかよい散歩道である。おとずれたのは土曜日の10時すぎだったが、誰とも出会うことがなかった。


虚空蔵寺塔跡。法隆寺と同じ伽藍配置の白鳳時代(約1300年前)の寺院で
九州最古の寺院とされている。


出発地点。すぐ先が集落の南端。
右へ30mで虚空蔵寺跡、直進すれば1kmで鷹栖観音堂。


鷹栖1号隧道。高さ制限3mの標識が立っている。すぐ先に、鷹栖2号隧道が見えている。


3本の隧道の中で一番長い
鷹栖2号隧道の内部。壁面に小さな石がたくさん見えている。今にも落ちてくるのではないかと不安になる。


鷹栖2号隧道南側。道は狭く、すぐそばに川が流れ、ガードレールがないので、車で通るのはちょっと怖わそうだ。


とくしん橋。かつてはこの橋を渡っていた。


岩山をくりぬいて造られた鷹栖薬師堂。


鷹栖薬師堂のすぐ先に鷹栖3号隧道がある。


鷹栖3号隧道北側。右上から今にも石が落ちて来そう。


鷹栖3号隧道南側。こちらも荒々しい岩壁の下を通る。

関連ページ 鷹栖観音堂の仁王