■年田(としだ)隧道〜洞窟のような隧道へ 2014/12/27


西から八坂川沿いに走る国道213号線を行き、カーナビにしたがい錦江橋交差点を右折して、少し道幅が広い出発地点あたりに車を止めた。
国道213号線の猪尾と書かれたあたりで右折する方が分かりやすいかも知れない。


出発地点のすぐ先に、橋を渡って森の中へ続く道がある。


道は緩やかな上り勾配、普通車がなんとか通れそうだ。


出発地点から10分、隧道が見えてきた。


入口付近はシダなどにおおわれている。


素掘りのままで壁面には無数の石がある。


まるで洞窟のようだ。延長79mだが明かりがなく、真ん中あたりでは足元が見えないくらいに暗い。真ん中より南寄りだったと思うが、水が出ていた。


中から南口を見る。ストロボを使わないと隧道の中は真っ暗。


隧道南口。こちらも素掘りのまま。


この隧道を通る人は少ないようで、土曜日の午後3時、どなたとも出会わなかった。

国道213号線のトンネルの上に下野田隧道が残っている。年田隧道から近いので立ち寄った。
延長39m、幅3.1m、建造年は不明。北側の入口付近はコンクリートで補修されているが、内部は素掘りのままである。

地図をみると国道トンネルと並行してトンネルが描かれているが、これは国道の人道トンネル。下野田隧道は国道トンネルと斜めに交差している。
猪尾と書かれているあたりから左折し南から行くか、北から猪尾団地に通じている道を行くかであるが、筆者は北からアプローチした。


右下に国道のトンネルが見えると、正面に下野田隧道が見えてくる。


内部は素掘りで、大きな石がむき出しになっている。

隧道内部から南口にかけては素掘りのままである。
国道の野田トンネルが竣工したのが1964年、その後、
1995年に改修されている。
野田トンネルができるまでは、この隧道を人や車が通
っていたのであろう。