橋のある風景 煉瓦の橋

   
和歌山県紀の川の北にある小田井用水路には、明治末期から大正前半期にかけて築造された3基の煉瓦造りの水路橋がある。
この地域では水路橋ではなく、「渡井(とい)」と名付けられている。
  2013/11/9 ES 5D
    
■木積川(こづみがわ)渡井/大正2年(1913)/長さ6m



橋の北側には「小田井 木積川渡井」、南側には「改修 大正三年三月」と刻まれている。改修以前は木造だったそうだ。
遠くには、高野山へとつづく山並みが見えている。
     
■龍之渡井(たつのとい)/大正8年(1919)/長さ20.5m

煉瓦と石の造形が美しい。この橋の左手に住むお父さんの話によれば、両岸にあった岩盤をうまく利用できたので工事を円滑に進められたという。
扁額には、「小田井 龍之渡井 大正八年三月竣成 施主書」と刻まれている。反対側には扁額はないそうだ。
     
■小庭谷川(こにわだにがわ)渡井/明治42年(1909)/長さ9.3m

北側から。

南側から。
    
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信越線・碓井第3号橋梁/重要文化財
(群馬県松井田町・明治45年)
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南禅寺水路閣
(京都市・明治21年)
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遠賀川に残る筑豊興業鉄道時代の橋脚
(福岡県遠賀町・明治41年)