平家物語への旅 平泉  01/5/29 平家物語への旅


高館から見た北上川。義経も芭蕉もこの流れを見た。現在の衣川は少し上流(正面方向)で北上川と合流している。
おとずれたとき、下で道路工事が行われていたので、この風景はかなり変わってしまっているかもしれない。
  

義経が最期を遂げた衣川の館跡に立つ義経堂。
「平家物語」には、「判官都落」という一節があるが平泉の記述はない。北上川を見おろす高館に立つと、「奥の細道」のあの名文が浮かんでくる。義経ファンだった芭蕉の絶唱である。

三代の栄耀一睡の中にして、大門の跡は一里こなたに有。秀衡が跡は田野に成て、金鶏山のみ形を残す。先高館にのぼれば、北上川南部より流るゝ大河也。衣川は和泉が城をめぐりて、高館の下にて大河に落入。泰衡等が旧跡は、衣が関を隔て、南部口をさし堅め、夷をふせぐとみえたり
偖も義臣すぐって此城にこもり、功名一時の叢となる。「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と、笠打敷て、時のうつるまで泪を落し侍りぬ。


説明板の黄色文字の部分には、「高館で自刃したのは影武者で、義経は1年前に北へ逃げた」と書かれている。


義経をかばい頼朝に滅ぼされた藤原氏の栄華の跡、毛越寺もうつうじ浄土庭園・大泉ヶ池。
  

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