平家物語への旅 能登原 06/4/6 *istD 平家物語への旅次へ


グリーンロードから見る。手前の小さな島が矢の島、後ろの大きな島が田島。
  

四国の屋島を追われた平教経ら一行は鞆の浦に逃れたが、さらに追われて能登原へ逃れ陣を構えた。平氏を追いかけて、源氏も鞆の浦と対岸の田島内浦に陣を張った。

ある夜のこと、平氏の見張が「源氏が白旗を立てて押し寄せてくる」と教経に伝えた。教経は、松に掛けていた弓を取って白旗めがけて矢を射たが、手応えがない。 暗闇の中をよく見ると、白旗と思っていたのは、かがり火に驚いて飛び立った白鷺であったという。

教経が弓を掛けていた松は、弓掛松と呼ばれたが、1963年に枯死した。教経の射掛けた矢が小島に刺さり、根をおろして竹が生い茂ったことから、この島を「矢の島」と呼ぶようになった。



  

平教経が陣を張ったあたりにある能登原八幡神社。
おもしろい造形のお百度石が印象的だった。

  

弓掛松。

かつての弓掛松の写真。
  

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