蒸気機関車の復活 やまぐち号/夏


梅雨入り間近か。宮野ー仁保 1989/6/11 CanonNewF1/300mm
山口線に蒸気機関車が復活したのは、1979年8月1日であった。

1980年4月に予備機としてC58が投入され、同年6月にはじめてC57との重連運転が行われ、多くの鉄道ファンを魅了した。

しかし、1984年1月のC58引退後は、しばらくC57単独での運行が続いた。

次に重連運転が再開されたのは1987年6月であった。この時、C56との重連運転が実現し、旧型客車に展望客車のマイテ49−2を接続して阿東路を快走した。

翌1988年7月には客車をレトロ調に一新し、年を追うごとにC56との重連回数も増えてきた。

夏の重連運転最終日の8月1日は山口線での蒸気機関車復活の記念日であるが、その後各地での蒸気機関車復活の原点となった記念すべき日となった。

この時期、西日本では晴天が続き一年中で最も暑い季節を迎える。C56とC57は、灼熱の太陽の下を2時間半かけて小郡・津和野間を走りぬける。

夏場は、重連運転のある日だけ撮影に出かけていたように思う。そして、
毎年夏をむかえると、C57が山口線に走り始めた頃の熱い太陽の感触を思い出す。

 


山口線でのはじめての重連運転、C57・C58のドラフトが山峡にこだました 。この頃、取材ヘリが飛ぶことが多かった。
篠目−仁保 1980/6/1 MamiyaC330f/105mm



なだらかな棚田が広がる津和野盆地。 1982/8/29 CanonA1/50mm


梅雨空の下、緑が深まり行く樹林の中をC56・C57の重連が走る。宮野−仁保 1987/6/28 Pentax67/200mm




長門峡の築堤を進むC56・C57重連。 1987/6/28 CanonA1/35-105mm


鍋倉の展望。 1990/6/3 Pentax67/105mmm


白井トンネルへ向けて勾配を登る重連。津和野−船平山 1990/6/3 Pentax67/105mm


この日の下り重連はC57が先頭に立っていた。宮野−仁保 1990/6/17 Pentax67/200mm


菖蒲の花が咲く津和野盆地を行く重連。津和野ー船平山 1991/6/16 Pentax67/105mm


SL復活記念日の8月1日は重連運転。津和野−船平山  1996/8/1 Pentax67/105mm


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