豊前街道

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(4)山鹿〜熊本 11/1/22-23
K10D
    
●山鹿から南へ
鹿の町並みをぬけると菊池川の堤防に出る。山鹿大橋には、山鹿灯篭と山鹿灯篭踊りの像が飾られている。
    
 

●味取(みとり)
豊前街道は、山鹿市から熊本市植木町に入る。
九州自動車道をくぐって南に進むと、国道3号線との合流地点付近にある味取観音堂に達する。
    

味取観音堂は、俳人種田山頭火が大正14年(1925)から1年ほど堂守をしたところ。
境内入口の坂道には、山頭火の像とここで詠んだ句の碑がたっている。
松はみな枝垂れて南無観世音
このあたりは大きな松の木がたくさんあったが、戦時中の松根油の採取で切り取られたそうだ。
                                             
味取観音堂から国道の西側の道が豊前街道で、少し歩くと保立坂という小さな坂がある。

かつてこのあたりは海で、景行天皇が帆を立てた船に乗ってやって来たとういう伝説に由来している。
 

●植木町の西南の役戦跡
国道3号線に沿って南へ進む。植木町植木で国道から離れ、東側の旧道を行く。
 

植木天満宮には官薩両軍緒戦之地という碑がたっている。

明徳官軍墓地。

●御馬下(みまげ)
さらに国道3号線に沿って南下する。御馬下というめずらしい地名があり、国道沿いに「御馬下の角小屋(かどごや)」がある。
庄屋の堀内家の住宅で、住宅の奥が島津藩と細川藩の参勤交代時の休憩所だった。文化年間(1800年頃)の建造。
    

●山伏塚(やんぼしづか)
御馬下の先で国道から離れ、熊本城下へと近づく。熊本高平郵便局の少し南に、山伏塚前という交差点があり、南西の小高い所に塚がある。加藤清正が、熊本築城の時に山伏を招いて地鎮祭と祈祷を行ったが、秘密が漏れるのを恐れ山伏を殺害し、そのしかばねを葬ったところとされている。

●熊本城札ノ辻跡
さらに南下すると熊本城の百間石垣が見えてくる。旧細川刑部(ぎょうぶ)邸前を通り、城跡に沿って進むと札ノ辻跡に達する。
札ノ辻は、大分への豊後街道、鹿児島への薩摩街道の起点である。
 

百間石垣は約180m。

旧細川刑部邸。
 

札ノ辻跡の里程元標跡。肥後熊本藩の政令を掲示する場所であり、ここを起点に豊前、豊後、薩摩、日向街道の里数が測られた。

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