石見銀山街道

(3)三次〜甲山

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2015/11/16 K-7

●十日市
馬洗川にかかる巴橋を渡って、左折して十日市の旧道を行く。


かつて、ここには岩神の渡しがあった。


三次盆地名物の朝霧。


本通り入口。


中瀬旅館。

●四拾貫町へ
鳥居橋付近で馬洗川を渡り、四拾貫町を通って南下し、馬洗川を2度渡って三良坂(みらさか)に至る。


鳥井ヶ瀬の渡しがあった鳥居橋付近。


長い塀の田丸醤油醸造前の坂道を下る。朝の光がまぶしい。

●三良坂
三良坂は、三次宿と吉舎(きさ)宿の間宿として発展した。

個人邸のようだが、とても美しい建物である。


三良坂の空はなぜか広く感じられた。


川側へひとつ入った道の民家。この造形にしばし見とれてしまった。

●吉舎(きさ)へ
銀山街道は国道184号線に付かず離れず南下し、やがて吉舎の町に入る。
吉舎は、中世には南天山城の城下町であったが、江戸時代には銀山街道の宿場町として発展した。


途中の一之渡にある国指定重要文化財の奥家住宅


毘沙門橋付近にある下素麺屋一里塚跡の松の株。

吉舎の町並みは銀山街道・吉舎をご覧ください。

●荒井峠
吉舎から鍋割峠を越えて宇賀を経て、荒井峠に達する。
峠の頂上付近までは高速道路工事のために拡幅・舗装されたが、頂上から頼藤(よりふじ)近くまでは昔ながらの道が残っている。


荒井峠の少し手前にあった広石一里塚跡の石碑。


荒井峠登り口の道標。 
右ハみわら 左ハをのみち


荒井峠。


昔ながらの道を下る。


荒井峠は紅葉がきれいだった。
正面の山は標高633mの男鹿山(おじかやま)。自生すずらんの南限地だそうだが、熊本県阿蘇市波野にもすずらんの自生地がある。


荒井峠の出口付近は落ち葉で路面が見えない。


頼藤にある地蔵を載せた三角桂の道標。右ハひろしま 左ハをのみち
裏には右ハたぶさ 左ハみよし
    


●紫峠から赤屋へ
銀山街道は頼藤から県道51号線に沿って南下し紫峠を越える。
紫峠は三次市と世羅町の境界であるが、世羅町に入り尾道まで銀山街道の標識がまったくない。


紫峠の上り口にある八王子神社の灯篭。。


紫峠の頂上付近にある一里塚跡。右手に見えるのは古道。


紫峠を下ったところにある砂田木徳堂(もくとくどう)。


堂内の梁には旅人が書いた落書きが残っている。


標高562m高山山麓の三叉路に日本回国地蔵道標が立っている。
日本回国 右みはら 左おのみち 文化十三年


報恩寺付近から赤屋八幡宮付近にかけて残っている古道を歩きたかったが、全く標識がないので分からなかった。

●兼貞坂を越えて甲山へ
赤屋から標高635m新山(にいやま)の山麓にある兼貞坂を越えたところが甲山。
甲山は中世から今高野山・龍華寺の門前町として発展し、江戸時代には銀山街道の宿駅となりさらに発展した。


兼貞坂から見た風景。


兼貞坂の頂上付近にある新山一里塚跡。


芦田川にかかる高野橋を渡って甲山の町に入る。


町並みの入口。


看板が全くないが旅館だろうか。

今高野山・龍華寺については、古寺巡礼/龍華寺をご覧ください。