高野山

高野山町石道(ちょういしみち)

参考資料は九度山駅に置いてあったパンフレット。
ウェブサイト高野山町石道をガイドしましょう大変参考になった。 
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2013/11/11 EOS 7D
                                                                                          

このような道標があり、1町(109m)ごとに町石がある。
九度山町営の無料駐車場が、真田庵前、道の駅建設予定地の入郷、勝利寺近くの3か所にある。

入郷に車を止める予定だったが、週末の祭りの資材などが残っていて雑然としていたので、入郷駐車場近くの体育館駐車場に車を止めた。ここから、慈尊院まで徒歩10分、九度山駅まで徒歩15分。

入郷(徒歩)慈尊院(町石道)高野山大門(バス)高野山駅(ケーブルカー)極楽寺駅(電車)九度山駅(徒歩)入郷というルートだった。慈尊院の門をくぐったのが7時40分、高野山大門に到着したのが15時35分、所要時間は7時間55分だった。

標準時間は6時間30分だそうだが、写真を撮りながらゆっくり歩き、大門まで2時間のところにある矢立で雨がひどくなり雨宿りしたので、実質は7時間30分。約1時間の遅れであるが、筆者にとってはいいペースではなかったかと思う。

関連ページ 古寺巡礼/高野山

■慈尊院〜六本杉峠

慈尊院門前。門には女人高野別格本山と書かれている。
時刻は7:40


丹生官省符(にうじゃんしょうぷ)神社への石段。鳥居の右手に180町石。

180町石。ここから壇上伽藍までカウントダウンがはじまる。7:50
                                                     
慈尊院から奥の院まで町石は216基あるが、これらが建造されたのは鎌倉時代の弘安8年(1285)。
うち50基ほどが再建されたが、残りは700年余を経た今でも当時の姿をとどめている。
                                                   

町石道は柿畑のそばを進む。あたりは平べったい形の九度山柿の産地。

2車線の広い町道を横断する。石垣の上に173町石が見える。8:15
                                                       

157町石から少し入ったところに榧蒔石。弘法大師が、土地の人々が高野
山の灯明の油を生産してくれるように榧の木の種を蒔いたと伝えられている。

156町石近くに銭壷石。町石道の整備に携わった人にお金をこの石の上に置き、つかみ取りをさせたという。赤いガマグチが置かれていた。
                                                        

町石道は杉林の中を進む。154町には新旧の町石が並んでいる。9:15

149町にも新旧の町石が並んでいる。


144町石の手前には1里石。180町石からここまで36町石。36町=1里。
                                                         
六本杉峠は丹生都比売(にうつひめ)神社への分岐点。
時刻は9:53、慈尊院から2時間13分。

慈尊院からのここまでの標準時間は1時間35分であるが、
歩き始めでペースに乗れず、時間ロスが大きい。


六本杉峠から神社を経て、八丁坂を登り120町石近くの二ツ鳥居へ至る。
六本杉峠から神社まで下り坂で約20分。
神社から二ツ鳥居まで上り坂で約25分。

かつては、丹生都比売神社に参拝してから高野山へ登っていた。
神社へ立ち寄らない人は二ツ鳥居から神社に向かって拝んだという。

■六本杉峠〜矢立
 
やがて、二ツ鳥居に達する。二ツ鳥居は慶安2年(1649)の建造。近くの展望所からは、丹生都比売神社がある天野の里が見える。10:26
ふたつの鳥居は天野の里の丹生明神と高野明神のものである。 関連 ページ かくれ里紀行/天野
                                             

115町石近くの白蛇の岩。この岩に白蛇が住んでいたという。

町石道のすぐ右手は紀伊高原カントリークラブというゴルフコース。
                                                     

神田地蔵堂。10:49

86町石の先にある笠木峠。左は林道・国道370号を経て上古沢駅へ。
11:34


町石道を振り返る。手前は3里石、むこうは78町石。12:09
                                                       

手書きの道標。

61町石のむこうに、国道との合流地点が見えてきた。
時刻は12:34

小雨が降り始めたので近くの地蔵堂の軒下で15分ほど昼食休憩し、大門へむかって歩き始めたところ雨が激しくなった。
天気予報では雨が降りそうになかったので、うかつにも傘を持っていなかった。引き返して、矢立茶屋の軒下で雨宿り、20分ほどで小雨になった。
しかし、ここから先、大門まで小雨が降り続いた。
矢立出発13時20分。慈尊院出発から5時間40分経過、かなり時間ロスしている。

■矢立〜大門 

59町石の近くに六地蔵。

55町石のむこうに袈裟掛石。


53町石は新旧の町石が並んでいて、高野町の史跡に指定されている。右側が当時のものだそうだが、左側の方が古そうに見える。
どちらの町石も土砂崩れなどにより一時行方不明になっていたという。
13:41
                                                   

国道480号線と合流する。14:33

小雨の山道を大門に向かってひたすら歩く。
                                       

鏡石。撮影する角度が悪くて鏡のような平らな面が見えない。
14:47

24町石。雨は降り続いていた。
                                                      

半分うずもれた21町石。

町石道の出口が見えて来た。


煙霧にかすむ高野山大門。到着時刻15:35、慈尊院からの所要時間7時間55分。

 


大門をくぐった左手に6町石。杉木立の先に町並みが見えている。ここから壇上伽藍まで約10分。ここから先は古寺巡礼/高野山に掲載。

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