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 熊野古道

藤白坂 中辺路最初の峠越え 関連サイト万葉の旅/藤白坂 10/3/20
K-7
    

京都から熊野へ向かう熊野古道・中辺地で最初に出会う険しい山道が藤白坂である。

藤白坂の登り口は、かつての藤代王子、現在の藤白神社である。藤代王子は、熊野九十九王子の中でも特に格式の高い五体王子のひとつだった。

ここから藤白坂の頂上にある塔下王子跡の地蔵峰寺までは、1.8km、歩行時間 45分、標高差は200mほどなのでそれほど大変な峠越えではない。

地蔵峰寺から先は、みかん畑の中を行く急坂を下る。橘本王子跡の阿弥陀寺までは、1.5km、歩行時間25分である。

これから先、熊野古道は平坦な道であるが、やがて、拝ノ峠への上りにさしかかる。

熊野への玄関口・藤白神社(藤代王子社)→

 
                            


●藤白神社(藤代王子跡)
                              

藤白神社の手前、鈴木屋敷跡付近の熊野古道。

鈴木姓の総本家といわれる鈴木屋敷跡の庭園。


藤白神社本殿。


聖皇三代重石。宇多・花山・白河三上皇の熊野行幸記念塔。


●藤白坂

                                                                 

有馬皇子の墓と歌碑。
有間皇子は、孝徳天皇の皇子。孝徳亡き後、皇太子である中大兄
皇子か、孝徳の息子である有馬皇子が天皇になるのが自然である
が、天皇の位に就いたのは中大兄の母・皇極であった。斉明天皇
である。

有馬皇子は、斉明4年(658)11月に謀反の疑いで捕らえられ、
中大兄皇子と牟婁の湯(白浜の湯崎温泉)に来ていた斉明天皇のも
とへ連行された。

中大兄皇子の尋問を受けたのち都へ護送される途中、この藤白坂
で絞殺された。皇子は19歳の若さであった。

皇子が護送中、自らの運命を悲しんで詠んだ歌が二首あり、その
うち一首が、佐々木信綱氏の揮毫で刻まれている。

家にあらば 笱(け)に盛る飯(いい)
草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る

 


花咲く古道をゆく。


藤白坂の山中へ入る。


●地蔵峰寺
(塔下王子跡)

                                                                              

藤白坂の頂上付近の石畳。

塔下王子跡。


地蔵峰寺。


お堂の中には、日本最大といわれる一石造りの地蔵。


地蔵峰寺裏の御所ノ芝からの景観。かつて、熊野第一の美景と称された。


●阿弥陀
寺(橘本王子跡)へ
                                                                                                                                   

みかん畑の中の坂道を下る。

橘本王子跡。


阿弥陀寺。


近くの福勝寺には山口誓子の句碑。蜜柑山 南へ袖を 両開き


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