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 熊野古道

伏拝王子〜大斎原(おおゆのはら) 「ほんまもん」の家に立ち寄る 03.9.19
E-100RS
    

野中をすぎ、小広峠で国道311号線から離れ、起伏の激しい山道に入る。伏拝王子では大きく視界が開け、熊野本宮大社の旧社地・大斎原を遠く望むことができる。

伏拝王子のすぐそばに、NHK朝の連続ドラマ「ほんまもん」の舞台となったロケ地がある。ここから熊野本宮大社までは、徒歩約1時間の距離にある。さらに約20分で大斎原に着く。

ここでは、伏拝王子から大斎原まで、熊野川の対岸の七越の峰からの大斎原付近の展望を掲載した。
 

 
 「ほんまもん」の山中家となったロケ地。伏拝王子は左手の木の所。

山中木葉の生家の看板。

    
●伏拝  
 伏拝からの展望。中央が大斎原か。
 背後にそびえるのは大雲取越えの山々。

「ほんまもん」山中木葉の生家の庭先にて。
 

伏拝とは、その名の通り、ここから熊野本宮に向かって伏し拝んだことから名付けられたものであろう。

和泉式部はここで、「晴れやらぬ身に浮き雲のたなびきて、月のさはりとなるぞ悲しき」と、不浄の身を歌に託してなげいた。

伏拝から熊野本宮までは、ゆるやかに下っている。
 

    
●九鬼関所跡
 
 九鬼ヶ口関所と書かれている。

右かうや左きみい寺三十一里

ここは中辺路と小辺路の分岐点。かつては、ここに茶屋と関所があった。

道標は、南の熊野本宮へ向いて立っている。したがって、熊野本宮から中辺路を北へ向かい、ここで右に行けば小辺路で高野山へ向かい、左の道は中辺路で、道標は紀三井寺まで31里を示している。




 

    
●熊野本宮大社 熊野牛王神符  
 熊野本宮大社本殿。

八咫烏(やたがらす)
の幟。

明治22年(1889)8月の大水害でかつての社殿は流失した。水害から逃れるため、丘の上に新しい社殿が設けられた。それが、現在の社殿である。

熊野三山の中心で、3000社以上あると言われている全国の熊野神社の総本宮である。





 

    
●大斎原(おおゆのはら)
 
 大斎原から七越の峰を見る。

七越の峰から大斎原を見る。

明治22年(1889)の水害まで、本宮大社は、熊野川沿いの大斎原と呼ばれる中洲にあった。

当時の本宮大社は、1万坪を越える境内に5棟12社の社殿が立ち並び、現在の8倍もの規模だったという。

ここからは、熊野と吉野を結ぶ修験道の道・大峰奥駈道が走る七越の峰が見える。


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