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 熊野古道

松本峠から通り峠へ 丸山千枚田への道  関連サイト→東紀州の熊野古道 03/9/19,21
E-100RS
    

お伊勢参りを終えた巡礼者が熊野を目ざした道が熊野古道伊勢道。

松本峠を越えるとやがて現在の熊野市。熊野市有馬は本宮道への分岐点。熊野速玉大社、熊野那智大社をめざす人たちは浜街道をそのまま進み、熊野本宮を目ざす人たちは本宮道を進んで山へ入る。本宮道の風伝峠では、吉野へ向かう北山道が分岐している。

ここでは、松本峠から熊野市まで浜街道、風伝峠まで本宮道、そして丸山千枚田まで北山道を辿ってみた。

今回は伊勢道のほんの一部しか歩けなかったが、次回は伊勢道をじっくりと歩いてみたい。

 
 
通り峠のさらに上から、手前の通り峠と雲におおわれた風伝峠付近を見る。
 熊野は山深い。熊野本宮大社は正面の山の彼方にある。

 

●松本峠

松本峠に行ってみたいと思ったのは、見事な石畳、峠の頂上の大きな地蔵、七里御浜の展望である。

熊野古道を歩いていて思うのであるが、ほんとうによく整備されていることである。道自体の整備、道標、休憩所など。トイレがまだ不十分なので 、長時間通して歩く場合は女性は困るかもしれない。













 
 
 峠道の石畳。

峠の地蔵。

●七里御浜

松本峠を越えると視界が開けて、七里御浜が見えてくる。25kmの海岸線は今も健在で、熊野古道も海岸に沿うように通っている。







 
 
 松本峠から見た七里御浜。

獅子岩。

●花の窟神社

浜街道と本宮道の分岐点近くにあるのが、花の窟神社。日本最古の神社で、イザナミノミコトの墓所という伝承がある。

ここから、本宮道は山を分け入ってゆく。














 

高さ70mの岩がご神体、花の窟神社。

花の窟神社前に保存されている
口有馬の道標。
「右くまのさん 志ゆんれい道」

●横垣峠 06.10.15 *istD

海岸線から山道へ入り、最初に越える峠が横垣峠 。峠の阪本側には美しい石畳道が残っている。






































 

横垣峠登り口。

弘法大師湧き水伝説の水壷地蔵。


横垣峠の石碑。


峠下にある水の湧き出る手水鉢。
 


神ノ木流紋岩で造られた石畳。

●亀島の石灯籠

横垣峠を下ると阪本の集落。田んぼの中を通る熊野古道沿いに道を半分ふさぐように岩がある。

周囲25m、高さ5mほどの自然石で、地域の人々は亀島と呼んでいる。この亀島の頂上には石灯籠が建てられていて、亀島の石灯籠として知られている。

説明板には、
碑の高さ:2m54cm
碑文:文化十酉吉日(1813)
御神燈:願主 阪本村中
中台には菊花紋がある。
と書いている。
 

●風伝峠

今は国道の風伝トンネルが峠を貫いているが、かつてはトンネルの上を熊野古道が通っていた。

はじめて、ここを通ったときに、「風伝」という名前に引かれた。いい名前だなと思った。

風がよく通る場所ということで、風伝と名付けられたらしい。



 
 
 風伝峠茶屋。左手に風伝餅本舗という古い看板。

文政四年(1821)の銘がある法界塔。

●通り峠

風伝峠で本宮道と分かれた北山道は、ふたたび通り峠の登りにかかる。

かつて北山道は、熊野灘でとれた魚を山間部の村々へ運ぶための道だったという。

通り峠を降りると、左手に丸山千枚田が見えて来る。


 
 
 通り峠の子安地蔵。
 


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