西国街道

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(1)西宮〜池田  
                                                        
●宮水発祥の地 10/3/28 K-7
西国街道は、一般的には京都から下関までとされているが、筆者は、下関〜西宮を山陽道、西宮〜京都東寺を西国街道とした。

山陽道は、2004年7月14日から2007年12月8日まで、4年5か月をかけて歩いた。西宮から京都東寺までは、西国街道として歩くつもりだった。

山陽道の旅から2年3か月余、西国街道の旅を、西宮神社の南東1kmほとのところにある「宮水発祥之地」からはじめた。


宮水発祥の地
宮水とは西宮の水という意味で、酒蔵用水に限ってこう呼ばれている。
この辺りは酒蔵地帯、昔から豊富な地下水に恵まれていたのであろう。

●海清寺

海清寺は禅寺。開基のときに植えたとされる樹齢600年の楠がある。市役所近くの都会の真ん中にあって、ここは静かである。
                                    

●昆陽寺(こやでら)

奈良時代の733年に僧行基によって建てられたもので、1579年信長によってすっかり焼かれたが、江戸時代に再建された
山門と観音堂が県指定文化財になっている。阪神淡路大震災の時に大きな損傷を受けたそうだが、美しく再建されている。
                                                   

観音堂。

後醍醐天皇の歌碑。

後醍醐天皇の歌は、隠岐に流されるときに昆陽宿で詠んだと「増鏡」に書かれている。
命あれば こやの軒ばの 月も見つ 又いかならん 行末の空
命があったので昆陽の宿の軒端にさす月も見ることができたが、これから先はどうなるのだろうか。

●昆陽宿付近

稲野小学校前の道標と能因法師歌碑。
芦のやの こやのわたりに 日は暮れぬ いづち行くらむ 駒にまかせて
芦で屋根をふいた小屋−昆陽のあたりに日はすっかり暮れてしまった。これからどこへ行くのだろうか、馬の進むに任せて。

●伊丹坂の「辻の碑(いしぶみ)K10D
近年に造られたものであろうお堂の中に石碑があり、「従東寺拾里」という文字のみ読み取れる。
ここは西国街道と多田街道の交差点。

猪名川堤

猪名川堤下の新建石橋碑と「芭蕉翁あゆみの地」碑。

伊丹空港を飛び立った飛行機は猪名川上空を通過する。

下河原の民家
下河原には「伊丹市都市景観形成建築物」に指定された民家が10棟ほどある。


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