山陰道

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(1)山口〜長門峡  
                                 
山陰道は、山口市小郡と京都市丹波口を結び、山口県、島根県、鳥取県、兵庫県、京都府にまたがる全長700km超の長い街道である。
とりあえず山口から益田まで探訪し、それから先は気力体力次第である。
                                  
●下郷から仁保津へ 2011/10/26 K20D
周防下郷駅の西300mほどの所にある山陽道との分岐点を出発地点とする。
角に複製された道標と説明板がたっている。
                                     

道標には、
「右 京江戸」「左 萩山口石見」と刻まれている。

東へ山陽道を少し歩いたところにある金物屋。
煉瓦造りの防火壁がある。

国道に沿うように北上する。仁保津駅近くの国道左手の少し奥まったところに、幕末の豪農林家の住宅がある。

●椹野(ふしの)川に沿って 2011/10/26 K20D
国道から外れ、山口線を横断して、田んぼの中を行く。近くには椹野川が流れている。

このコンクリートの道が山陰道のようだ。道端に「山伏さま」という祠があり石仏が安置されている。
                                

和田地区公民館のそばにある常夜灯と地蔵。

少し街道からそれたところにある石造物群。

●山口市の中心部へ 2011/10/26 K20D
山口線を横断し北東へ進む。街道は西門前アーケードへ入ってゆく。このあたりは、山口駅近くの住宅密集地域である。
                                 

西門前アーケード手前にある長寿寺。16世紀の創建。

西門前アーケード入口。

●三の宮界隈 2011/10/26 K20D
さらに北東へ進む。上山口駅前付近で左折し、その先で右折して北東へ進む。
                                  

日本最初の教会大道寺跡への道標。

大道寺跡にある聖ザビエル記念公園。


ザビエル公園の少し先にある仁壁神社。
延喜式に登場する由緒ある神社で周防三の宮ともいわれている。

●杖坂道 2011/10/26 K20D
国道9号線の南側を北東へ進む。国道376号線との分岐点の200mくらい手前で国道9号線を横断し椹野川沿いを真北へ進む。
椹野川の支流杖坂川沿いを進むと杖坂の集落に達する。
                                 

龍王社にはムクの木が5本あり山口市の天然記念物。

コスモス畑から龍王社のムクの森を見る。


杖坂の集落の入口にある河内社。
 

●大峠(おおたお)越え 2011/11/27 K20D
国道262号線を横断し周防長門国境大峠への旧道へ入る。神社や馬頭観音を見ながら峠を下る。
                                

海抜370mの大峠に周防と長門の国境の碑がある。
裏を見ると明治十九年十二月に建造されたことが分かる。
廃藩置県後も今までなじんできた名称が使われていたようだ。

神明社・河内社。鳥居には文政2年(1819)の銘がある。


馬頭観音と地蔵。

●篠目から長門峡へ 2011/11/27 K20D
大峠を下り終えると文殊の集落。国道を横断して山口線の踏切を渡り山口線の東側の道を北へ。
再び国道と合流し国道に沿って進むと長門峡駅付近に達する。
                                  

篠目文殊堂。地蔵は明和2年(1765)の建造。
地蔵の手前の前庭には寛延13年(1750)の銘がある廻国塔がある→

廻国塔とは、全国66カ国の代表的な社寺1ヶ所に1部づつ法華経を
納めることを目的に廻国した巡礼者が建立したもの。
                            

旧道を進む。

元禄15年(1702)の三界万霊塔。

三界万霊塔は、路傍、寺の入口、墓地によくみかける。三界とは、欲界(食欲、物欲、性欲の世界)、色界(物質の世界)、無色界(欲も物もない世界)の三つの世界。生きとし生けるものすべての霊をこの塔に宿らせて祀るために建てられたものである。


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