東海道

金谷かなや〜 日坂にっさか

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2013/4/4 K20D

金谷から日坂の間には、金谷坂と菊川坂の石畳、西行の歌で知られる小夜の中山がある魅力的な道。
金谷から細い坂道の家並みを歩くと国道473号線と合流する。ここが金谷坂の登り口で少し歩くと石畳道の入口に達する。


金谷坂の登り口付近から金谷宿の町並みをふりかえる。


石畳道の入口。


右手に旅人の安全を祈願て建てられた庚申堂があり、鶏頭塚と呼ば
れる
巴静(はじょう、蕉風をひろめた江戸時代の俳人)の句碑と三猿
の庚申塔がある。
曙も夕ぐれもなし鶏頭華


金谷石畳道は約430m、途中に、赤い幟がたくさん立っている「すべらず地蔵尊」がある。

石畳道を登りきると市道と合流し、平坦な市道を500mほど進むと交差点があり、その先が菊川坂の石畳道。
石畳道は約690mで、間の宿・菊川へと下って行く。 


菊川坂と茶畑。


菊川坂の菜の花としだれ桜。


菊川宿の藤原宗行詩碑と日野俊基歌碑。
藤原宗行
は承久三年(1221)の承久の乱で捕らえられ、護送される途中で泊った菊川宿で宿の柱に詩を書き残した。
昔南陽県の菊水下流を汲みて齢を延ぶ 今は東海道の菊水西岸に宿りて命を失う
日野俊基は正中元年(1324)の政変で捕らえられ、護送される途中で菊川宿で宗行を追懐して歌を詠んだ。
古もかかるためしを 菊河のおなじ流れに身をやしづめん

菊川宿から上り坂となり、小夜の中山まで上りがつづく。このあたりはお茶の産地、茶畑を見ながら進む。


小夜の中山の久延寺。


久延寺にある伝説の夜泣き石。代用品で本物はほかの場所にある。


西行歌碑。
年たけてまた越ゆべしとおもひきや いのちなりけり小夜の中山


夜泣き石の伝説にまつわる子育飴を売っている扇屋。この日は休業日。


日坂にむかって下り始めると、小夜鹿の一里塚がある。
 

右手は茶畑で、左手に歌碑や句碑が並んでいる。芭蕉の句碑が3基あった。

道のべの木槿むくげは馬にくはれけり

馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり

命なりわずかの笠の下涼み


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