海峡散歩(38)

金子みすゞと林芙美子   2001.8.8 CAMEDIA E-100RS

 sanpo-38-misuzu1.jpg (142038 バイト)  sanpo-38-misuzu2.jpg (75668 バイト)
 下関市南部町の寿公園に建つ金子みすゞ顕彰碑。   唐戸商店街の広場に建つ「日の光」の詩碑。
 「はちと神さま」の詩碑。                         みすず化粧品店という看板が立っていた。

金子みすゞは、大正12年(1923)、20歳のときに生まれ故郷の長門市仙崎から下関市に移り住み、西之端
町(にしのはしちょう、現在の田中町)にあった書店で働きながら童謡詩の創作を行った。しかし、みすゞの意に
反した結婚によって人生の破局がはじまり、26歳の若さで自ら命を絶った。

 sanpo-38-fumiko1.jpg (66077 バイト) sanpo-38-fumiko2.jpg (99237 バイト) sanpo-38-fumiko3.jpg (65061 バイト)
 亀山八幡宮境内に建つ「花のいのちはみじかくて」の碑と「放浪記」の陶板。 田中町にある生誕地の碑。

林芙美子は門司の小森江で生まれたという説があるが、芙美子自身は、「放浪記」の中で下関で生まれたと書いている。芙美子が生まれたのは明治36年(1903)、生誕の地とされている田中町は、のちに金子みすゞが創作活動をした場所でもある。

門司港から連絡船に乗って唐戸で降り、亀山八幡宮から唐戸商店街をぬけて田中町へと歩いてみた。ときどき小雨が降る空模様であったが、相変わらずの暑さだった。唐戸交差点付近の洋風建築を見ながら、「金子みすゞや林芙美子も唐戸を歩いただろうし、これらの洋風建築も見ただろう」という感慨が湧いていた。