海峡散歩(71)

関門海峡の建築

関門海峡沿岸にはあまり知られていないレトロな建築がある。
       
●手向砲台・発電所跡 08/10/9
 明治21年(1888)に設置された手向砲台の探照灯へ電気を供給するための発電所跡で、小倉北区の手向山公園にある手向砲台の遺構
 のひとつ。この煉瓦の建物は120年を経て崩壊しつつある。
       

●旧日本製粉門司工場
  08/9/22
 2004年に工場が取り壊され、煉瓦の倉庫はニッカウヰスキー門司工場に譲渡されたが、空き地に煉瓦の建物が残されている。
 すぐむこうは関門海峡、絶好のロケーションである。しゃれたレストランでも造ってくれると行きたくなるだろう。

●関門製糖
 小森江駅から国道199号線を門司駅方向へ少し行ったところにある。国道をはさんで両側に関門製糖の工場があり、ばら印の砂糖を
 製造している。山側が製造工場で、海側が倉庫。関門製糖の前身は明治37年(1904)に創業した大里精糖所で、現在は大日本明治製糖
 の傘下にある。煉瓦の建物が数多く残っているが、創業当時のものだとすれば建造から100年を超えている。
       

08/9/22




●ニッカウヰスキー門司工場
 小森江駅から国道199号線をはさんですぐのところに煉瓦倉庫が並んでいて、夜はライトアップされる。
 この倉庫は明治43年(1910)建造で、日本製粉門司工場の倉庫だった。隣には協和発酵の工場があったが、アサヒビール傘下となり、
 2006年にはニッカウヰスキーとアサヒ協和酒類製造が合併し、旧協和発酵の門司酒類工場はニッカウヰスキー門司工場として稼動
 している。ニッカウヰスキー門司工場稼動時に、この倉庫を日本製粉から買い取ったのではないだろうか。
       

大きな倉庫が4棟、小さな倉庫が4棟。08/7/18

守衛所。建物は新しいものだがしゃれている。08/7/18


08/9/22


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