木谷峡

平家落人伝説の里

2002.4.23
CAMEDIA E-100RS
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香椎神社のご神木「宮もみじ」と
藤の花。

   


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鹿落ちの滝、落差約40m。
この滝には、平家の落人に追われ
た鹿が足を滑らせて転落したとい
う伝説がある。

壇ノ浦から逃れた平家が約300騎、
馬糞ヶ岳を経て、この木谷峡にかくれ
住んだ。平家ヶ岳山麓の平家屋敷には
松前隼人守(まつまえはやとのかみ)
の一族が住み、農業や、碗などの生活
用品を造る木地師で生計を立てた。

今は林業関係の建物があるだけで、民
家はなく、かっての平家のかくれ里を
しのぶものは全く残っていない。

ここもまた紅葉の美しい所、雨に光る
新緑を見ながら秋の美しい紅葉を想像
してみた。

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峡谷の奥へとつづく林道。

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林道から垣間見る赤滝。 平家屋敷跡付近の滝。 平家屋敷跡の傾いた看板と小屋。
   
おとずれた日は天気予報がはずれ、あいにくの雨だった。国道から木谷峡に入ると急に道が狭くなる。
平家屋敷跡までは10kmくらいであろうか。途中から林道に入り、かなりの悪路がつづくので、車でも
30分くらいかかる。歩けば、2時間以上かかるのではないだろうか。

源平のころは道がほとんどなかったため、落人は渓谷沿いに逃れてきたであろう。
木谷峡には滝が何ヶ所かあり、これらの滝を乗り越えての逃避行は、大変な苦労だったと思う。
その後、渓谷に道路が造られたことをのぞけば、地形は800年前と余り変わっていないに違いない。
平家の落人たちが見たであろう風景を、今わたしも見ている。そんな感慨を持った。