その日は、マキノ町の在原の茅葺き民家集落や海津の町並みをたずねたのち、湖岸沿いに菅浦へむかった。やや曇っているため、琵琶湖はかすんで見える。ブラックバスを釣る人たちの姿がちらほら。釣り客はあまり歓迎されていないようで、菅浦には、釣り客の車は駐車禁止の看板が立っていた。
菅浦の先は行き止まりである。集落に入る少し手前で奥琵琶湖パークウェイへの道が分岐しているが、道はふさがれていた。菅浦の集落を俯瞰したかったので、郷土史料館でたずねると、「崖崩れのため通行止めになっている。反対側からは入れるので、菅浦を見渡せる」という。
かなり遠まわりになるがせっかくここまでやってきたので、反対側からパークウェイに入ってみることにした。反対側にも通行止めゲートがあったが、菅浦の集落が見渡せる場所は通行禁止区間にあるようなので、車を置いて歩いた。10
−15分くらい歩いたであろうか。左手に菅浦の集落が見えてきた時はうれしかった。このあたりは桜が多い。桜の花越しに見える菅浦の集落を想像してみた。 |
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