古寺巡礼 永昌禅寺 2011/7/27
K20D
古寺巡礼


松陽山岳林永昌禅寺は、後醍醐天皇の元弘元年(1331)、元の高僧・明極楚俊(みんきそしゅん)によって開山された九州唯一の勅願霊場。
境内の墓地には日田代官の墓や京都方広寺の鐘の銘(国家安康)によって大坂の陣の口実となった文英清韓大和尚の墓もある。
県道脇に立つと、石造りの参道橋のむこうに菊のご紋が入った山門があり、そのむこうに境内の建物が見える。
裏山一体は星熊古墳群で、岩をくりぬいた横穴式石室が残っている。


参道橋の欄干の彫刻が美しい。
建造年は不明だが、明治36年(1903)年修繕の記録があるという。


山門に掲げられている「太平興国」の扁額。
後醍醐天皇ご下命の国家安寧祈願のための額とされている。


足利尊氏から寄進されたという六面地蔵。かなり風化が進んでいるが、
尊氏寄進が事実であれば、建造から650年くらいになる。

勅使門。門のむこうが本堂。どちらの屋根にも菊のご紋。


小さな三重塔。
 


手前が本堂、むこうが庫裏。どちらも大きな木造建築である。障子の張替だけでも大変だろうなと素朴に思った。


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