古寺巡礼 富貴寺 06/2/13 *istD 古寺巡礼
六郷満山といわれる国東半島の神仏習合の寺社群。その中で最もよく知られているのが富貴寺で、ここには平安時代につくられた国宝の大堂がある。平等院、中尊寺と並んで三大阿弥陀堂建築のひとつとされている。

富貴寺には何度も行っている。以前は山門がなく解放的な感じであったが、1978年に山門が新築され、元禄16年(1702)造立の石造仁王も山門の中に収納された。


富貴寺には石造物が多い。参道の石段下には十王、六地蔵、庚申塔などがあり、境内には、笠塔婆、国東塔、奪衣婆像などが並んでいる。

おとずれたときは冬枯れの風景だったが、やがて山門前の梅が咲き、新緑が芽吹いてくると、阿弥陀堂の美しさが増す。境内にはイチョウの大木があり、秋の美しさは格別だろう。雪景色の阿弥陀堂も見てみたい。
 


大堂の別称「安養閣」の扁額がかかる山門。


大堂の縁、むこうに国東塔が見える。


美しい造形の国東塔。
大には銘がないが、小は慶長八年(1603)。


十王石殿は室町時代の作。

三途の川で亡者の衣類をはぐという奪衣婆もいる。

古寺巡礼