古寺巡礼 石塔寺いしどうじ 2002/9/27 E-100RS 古寺巡礼

寺の裏山にたつ・阿育王(アショカおう)塔は、飛鳥時代末期に建立されたという日本最古の石塔。
石塔寺を知ったのは、白洲正子さんが61歳の時の1971年に発刊された『かくれ里』という本だった。

その中の「石をたずねて」という章に次のように書かれている。

石塔寺へ最初に行ったのは、ずいぶんの前のことだが、あの端正な白鳳の塔を見て、私ははじめて石の美しさを知った。朝鮮にも、似たような塔はあるが、味といい、姿といい、これは日本のものとしかいいようがなく、歴史や風土が人間に及ぼす影響を今さらのように痛感した。

寺伝によると、この石塔は、天竺の阿育王が、釈迦の供養のために塔を造り、その一つが日本へ飛来して、この地に落ちた。以来、地下に埋もれていたのを、いつの頃にか掘り出したというが、秘仏のように、ひそかに土中にかくしたのであろうか。

この石塔を見たくて。この寺をたずねた。

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石塔寺の石仏


近くに道標があり、石塔寺へは右へ進む。


門前には下馬の石標識。右は山門へ、左は石塔群への石段。


山門をくぐった左手に庫裏と本堂がある。


158段の急勾配の石段を登って石塔群へ。


阿育王塔のまわりには無数の五輪塔が置かれている。

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