磨崖仏の魅力

<杵築市山香町又井/天正7年(1578)/市指定>  09/3/10 *istD
国道10号線から熊野磨崖仏へ行く道の少し北に又井の集落があり、集落の中の又井横穴の標識に従って行く。古墳時代の横穴墓の壁面に、阿弥陀如来像、梵字、線刻の見返り地蔵菩薩像が刻まれている。

又井磨崖仏

  

  
山香町教育委員会の説明板

横穴墓は長さ12m、幅4mの壁面に地上より15cmの高さに2基、地平面から直接1基、65cmの高さに1基、合計4基が横並びに掘られている。これは古墳時代(300〜600)のもので各墓には鉄平石の扉があったが現在残っているのは1基のみである。この墓から明治時代朱を塗られた人骨が発見されたと伝えられている。磨崖仏は横穴墓群上部の枠彫りの中に、線刻された見返り地蔵菩薩像がある。その左横に地蔵菩薩・阿弥陀如来像もあり、少し離れた右横の枠彫りの中に次の銘が陰刻されている。

天生六戌刀三月一八日
照山妙香
悟翁□□
 天正七□正月一八日
天正七年(1578)供養のために彫られたものと思われる。

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