磨崖仏の魅力

<京都府加茂町/鎌倉時代> 06/10/10 *istD
岩船寺から浄瑠璃寺にかけての当尾の里一帯には磨崖仏が点在している。当尾の里の磨崖仏を訪ね歩くことは長い間の念願だったがようやく実現することができた。

当尾とうのの磨崖仏

  
●弥勒の辻磨崖仏/文永11年(1274)
光背を彫りくぼめた中に弥勒菩薩を線刻しているがよく見えない。

  
●三体地蔵/鎌倉時代後期
県道からそれた岩船寺へ通じる山道の暗い森の中にある。

  
●岩船三体阿弥陀磨崖仏、通称笑い仏/永仁7年(1299)

当尾を代表する磨崖仏。700年を経ても像様がくっきりとしている。
  

おとずれたのは10時、まだ日が当たってなかった。




  



近くの路傍にある四面地蔵石仏。

●不動明王磨崖仏/弘安10年(1287)
ここは岩船寺奥の院。ひとつ願いをかなえてくれる
ことから一願不動とよばれている。


  




東小(ひがしお)集落のあたご灯篭。
火の神の愛宕神を祀るために江戸期に造られた。

  

岩船から東小への県道沿いの田んぼ。

東小集落の高い石垣の民家。

●唐臼の壷磨崖仏/康永2年(1343)

光背を彫りくぼめた阿弥陀如来の左には、火袋がありその下に灯明をデザイン。
画面左手の向こう側の壁に地蔵磨崖仏。

●藪の中地蔵三尊磨崖仏/弘長2年(1262)
中央に地蔵菩薩、左に阿弥陀如来、右に十一面観音。暗い竹林の中の二つの岩に彫られ、苔むしている。

●長尾の阿弥陀如来磨崖仏/徳治2年(1307)
県道沿いの高い位置にある。立派な笠石がのっている。
 

●大門仏谷の阿弥陀如来磨崖仏/鎌倉時代
像高約3m、当尾で最大の石仏。人家から少し離れた山中にあり、いい雰囲気の磨崖仏である。
 


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