万葉の旅

英遠の浦

09/5/3
K10D  EOS 5D
          

英遠あおの浦に 寄する白波 いや増しに 立ちしき寄せ来  東風あゆをいたみかも
大伴家持 巻18−4093

阿尾の浦に打ち寄せる白波は、ますます高くなり、しきりに打ち寄せてくる。東風が強く吹くからだろうか。

阿尾城址から見た阿尾の浦。この日は波が穏やかだった。
         


阿尾城址登り口付近にある歌碑。

阿尾城址から阿尾の浦越しに二上山を見る。
                        
玉桙たまほこの 海に出で立ち 行く我は
君が事跡
こととを 負ひてし行かむ
大伴家持 巻19−4251

道に旅立ちして行くわたしは、あなたの業績を
背負って行こう。

大伴家持が越中での任期を終え大和へ帰るときの
送別の席で詠まれたものである。



加納八幡宮の歌碑。
                       
麻都太江まつだえの 長浜過ぎて 宇奈比川 清き瀬ごとに 鵜川立ち 巻17−3991
松田江の長浜をすぎたところの宇奈比川の清流では鵜飼が行われている。
                                   
宇奈比川は現在の比川とされているので立ち寄ってみた。なつかしさが感じられる場所だった。

比川河口付近の風景。

宇波神社付近の町並み。