万葉の旅

荒津

07.9.26
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かつては大濠公園のあるあたりまで海で、荒津の浜とよばれていて、浜の近くに迎賓館である筑紫館(
鴻臚館こうろかんの前身)があった。
荒津は海外との交流の玄関口であり、遣唐使
や遣新羅使たちもここから旅立った。

鴻臚館跡展示館に展示されている「荒津の浜」の想像図。海のすぐ近くに鴻臚館がある。


西公園西側展望台の万葉歌碑。
かむさぶる 荒津に 寄する波
なくや妹に 恋ひわたりなむ
遣新羅使土師稲足はにしのいなたり  巻15−3660
神々しい荒津の崎に寄せる波のように、
絶え間なく妻を恋いつつけることだろう。


荒津の浜のなごり、大濠公園。

大濠公園中の島の万葉歌碑。
しろたへの 袖の別れを かたみして 荒津の浜に 宿りするかも
巻12−3215
あなたと離れ離れになるのが惜しいので、荒津の浜に一夜の宿をとってしまった。