万葉の旅

二上山

09/4/15 5/3
K10D
                                 
二上山は高岡市と氷見市にまたがる標高274mの山。二上山万葉ラインという約8kmの道があり、山頂まで車で行ける。
二上山万葉ラインと山麓にある万葉歌碑をたずねた。

氷見市阿尾海岸から有磯海越しに二上山を遠望する。
                                  
二上山の賦

射水川
いみずかは い行き廻れる
玉匣
たまくしげ 二上山は
春花の 咲ける盛りに 
秋の葉の にほへる時に

で立ちて 振り放け見れば
神柄
かむからや 許多貴そこばたふと
山柄
や 見が欲しからむ
すめ神の 裾廻
すそみの山の
谿しぶたにの 崎の荒磯に
朝凪ぎに 寄する白波
夕凪ぎに 満ち来る潮の
いや増しに 絶
ゆること無く
いにしえゆ 今の現
をつつ
かくしこそ
見る人ごとに 懸けて偲
しのはめ
大伴家持 巻17ー3985

高岡市万葉歴史館前の「二上山の賦」
                              
  大伴神社は、大伴家没後1200年にあたる1985年に、持気多神社の隣に造られた新しい神社である。

←右手にあるのが大伴家持顕彰碑、左手は顕彰碑脇石、そのむこうの赤茶けた碑が3954番の「馬並めて」の歌碑。



二上山万葉ラインの登り口付近に正法寺がある。
裏山には、四国八十八ヶ所巡礼を再現した見事な石仏があり、隣接する万葉植物園に佐々木信綱揮毫の歌碑がある。
玉くしげ 二上山に 鳴く鳥の 声の恋しき 時は来にけり
大伴家持 巻17−3987

二上山に鳴く鳥の声が恋しい季節がやって来た。
 
                                    
「玉くしげ」の歌碑が万葉ラインをさらに登った郷土資料館前にもある。

二上山山頂の八重桜と観音像が霧にかすんでいた。
万葉ラインの途中、東峰山直下にある大伴家持像。