万葉の旅

熊野古道拝ノ峠‣蕪坂の歌碑

2018/5/21
K-7
                                   

熊野古道の拝ノ峠と蕪坂に万葉歌碑がある。
拝ノ峠と蕪坂は、海南駅と紀伊宮原駅を結ぶ熊野古道の紀伊宮原駅寄りにあり、近くで県道164号線と交差している。
今回は古道歩きが目的ではなかったので、麓の長保寺から県道165号線 、県道164号線を進んで拝ノ峠へ向かった。

県道165号線は長保寺付近までは広いが、そこから先は曲がりくねった狭い坂道となる。幸い、交通量が少なかったので離合に困ることはなかった。
県道164号線に入ると勾配は緩くなり、やがて平坦になった先で熊野古道と交差する。長保寺から15分くらい。
交差地点で車を降りて、5分下ると拝ノ峠、さらに10分下ると蕪坂に到達できる。


拝ノ峠付近から紀伊水道を見る。手前の入江は下津湾。
このあたりの標高は約300m。周辺の山はみかんの産地で、白い花が散り終わるころだった。

                                         


交差点にある標識が分かりにくいが、ここを右へ熊野古道を進む。

拝ノ峠頂上直前。


拝ノ峠の万葉歌碑。
安太(あて)へ行く 小為手(おすて)の山の真木の葉も 久しく見ねば こけむしにけり 巻07-1214
安太へ途中の小為手の山の杉の木は、しばらく見ないうちに苔がはえていた。


蕪坂塔下王子跡の万葉歌碑。
木の国の 昔弓雄(さつを)の鳴り矢もち 鹿(か)獲りなべし 坂の上(へ)にぞある 巻09-1678
紀の国で、昔かぶら矢で鹿を射倒した漁師がいた。この坂の上で。


万葉の旅