万葉の旅

鐘の岬

07.7.24
*istD


鐘の岬は現在の鐘崎、織幡神社がある岬。岬から地ノ島を見る。左手遠くに大島がかすんでいる。

ちはやぶる を 過ぎぬとも 我れは忘れじ 志賀し かの皇すめかみ  巻7−1230
の岬を無事に過ぎたけれど、わたしは忘れない、志賀島の神様のおかげであることを。
このあたりは潮の流れが激しくて、航海の難所だった。海を船で行く人は航海の安全を志賀島の志賀海神社の神に祈った。

岬の沖に釣鐘が沈んでいるという言い伝えから、鐘の岬と呼ばれるようになった。
大正時代に鐘を引き上げてみると大岩だったが、鐘は沈んだままだとも言われ、鐘崎の名が今も残っている。
                            

宗像大社神宝館近くの駐車場にある「鐘の岬」の歌碑。

引き上げられた大岩が織幡神社にある。