万葉の旅

奈良の明日香

11/2/27
PENTAX K-7/17-70
                              

710年、平城遷都の際に飛鳥・藤原京から寺が移された。
元興寺もそのひとつである。今は塔の礎石が残っているだけで、現在の元興寺(極楽坊)はすぐ北にある。
                           

大伴坂上郎女、元興寺の里を詠む歌一首
故郷の 明日香はあれど あをによし 奈良の明日香を 見らくしよしも

巻6−992
ふるさととなった飛鳥もよいけれど、今が盛りの奈良の明日香を見るのもすばらしい。

元興寺跡にある。


白玉は 人に知らえず 知らずともよし 知らずとも 我れし知れらば 知らずともよし
巻6−1018

真珠の価値は人に知られない。知らなくてもいい、知らなくても自分さえ価値を知っていれば、世の人は知らなくてもいい。
元興寺の僧が詠んだもので、31文字ではなく38文字の歌で、この歌碑が奈良町資料館と元興寺極楽坊にある。
                                                  

奈良町資料館の歌碑。

元興寺極楽坊の杉本健吉氏揮毫の歌碑。


元興寺極楽坊の歌碑と石仏。